あつまろです。

私がもっとも後悔している投資は、2012年に日本電産に投資したことで「なぜ確信をもっていたのだからもっと投資をしなかったんだろう」という後悔です。今回はその「タラレバ」が発動しなかった理由を自問自答することで、何か発見があるんじゃないかと思っています。
「2012年当時の状況とタラレバ後悔」
当時の私の資産額全体から投資したのは、資産全体の4%に相当する額。当時はキャッシュが過半数(つまり50%超)だったはずです。キャッシュポジションが多かったので、もっと投資はできました。資産額全体の10%超くらいはいってもよかったんじゃないかというタラレバが残ります。

「なぜその額だったのか?」
まずは過去に他の投資した額との比較です。当時は資産の4%という額でしたが、それでも私にとっては過去最大タイの投資金額でした。過去はこれくらいの金額を投資する、という通例に引っ張られたわけです。 また、冴えない相場環境でしたが、それでもその1−2年前から資産額が増えていました。にもかかわらず、資産額全体の伸びの成長率に対して、投資額の成長率は低いという状況でした。つまり過去の額を中心に考えて、「対資産の比率」という考えが薄かったように思います。

「アクセルを踏むことへの懸念」
「確信をもっていたのになぜもっと投資しなかったんだ」とあとでタラレバを思っても、投資するときの心境では「投資はリスクがある」という思いがありましたし、それを大事にしていました(いまでもそうです)。「もっと投資しなかったんだ?」と問い詰めている私は、あくまで結果を私でしかないわけです。この「投資はリスクがある」という恐怖心からセーフティな投資スタンスをとったことについては、アリだなと思います。なぜなら私はオーバーコンフィデンスを常に警戒しているからです。

「期待値を投資尺度に入れたら、違っていたかも」
いくつか自分なりの投資尺度がありますが、もしかしたら期待リターン(どれだけの将来収益が得られるか、そしてそれが発生する比率)を自分なりに算出していたら、主観的でなく数値化していたら意思決定が違っていたかもしれません。 結構めんどくさいので、そこまでやるかわかりませんが、少なくとも私が当時、日本電産への投資は他の銘柄と違ってかなり成長への確度は高いと思っていました。その違いは私のなかでありましたが数値で見れないので、当時わたしがとった行動は、過去最大の投資額と同じくらいを投じておく、ということでした。「投資金額を対資産額比率でみる」ということと、投資銘柄の選定ならびに投資資金は「どれだけの期待リターンが得られるか」という2つの観点があれば、違いがあったかもしれません。

「他に胸につっかえているもの」
まだ胸に何か残っています。それは書きながら感じたのですが、あのとき私は日本電産というか、それを契機にアセットアロケーションを積極運用として舵を切るべきではなかったのか?という後悔な気がしてきました。そもそもキャッシュポジションが過半数を超えていましたし、リーマンショックから5年は経っていましたが、何かしら暴落に怯えすぎていたのではという心理に後悔の念がある気がします。となれば、日本電産への投資はひとつの象徴だっただけで、本質的にはキャッシュポジション比率を下げるべき、という思いをもったフシがあります。どれだけのアセットアロケーションをとるのか、例年考えているのですが、なかなか正解は難しいです。もちろん結果論だけみると、当時は株式比率をあげた方が結果のパフォーマンスが良好なのはわかってはいるのですが。

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