あつまろです。

シスメックス(6869)は、あまり知られていない企業ですが、私のお気に入り企業のひとつです。医療機器メーカーで血球計数検査という分野で世界ナンバー1の企業です。
「マクロ視点」
まずはマクロ視点でみていきます。世界人口は現在70億人と言われていますが、2040年くらいには90億人まで人口が拡大すると言われています。まず量的に人数ベースでマーケットが30%アップするということです。 次に先進国を筆頭に高齢化が進みます。高齢者は健康不安が若い世代よりも大きいわけですから一人あたりの費用は増える可能性が高いです。3つめとしては新興国は所得向上によって生活に余裕がでて医療にかけるお金も出てきます。高齢化をみても所得向上をみても医療の需要は高い。とくに病気にならないように健康診断や人間ドックのような予防医療へのニーズはとくに、です。予防医療は世界的な成長エリアです。

「血液検査の血球計数検査で世界ナンバー1」
10年前からシスメックスを推しているのは、血球計数検査で強いことです。いまでは世界ナンバー1です。血球計数とは赤血球や白血球の数、種類、大きさを分析して貧血や感染症を調べることです。健康診断や人間ドックの結果で載ってるやつです。他にも血しょう検査など総合的な血液検査のラインナップを揃えています。

さらにこの世界シェア1位であるのが効いてくるのは、血球計数計測の検査機器販売だけで終わらないことです。検査機のメンテナンスサービスがあります、さらに検査するための試薬販売があります。これらの利益率が高い、とくに試薬については利益率70%という話もあります。
要は、検査機器はビジネスの道をひいているだけで、ここが開通するとメンテナンスや試薬という道の上を走るストック収入が生まれるわけです。

「血液でわかることが増えてきた」
さらに最近はポジティブなニュースを目にしています。エーザイと組んで血液を調べることでアルツハイマー病の疑いを発見できるというものです。このように医療技術の発展により血液でみえることが増えてきているわけです。そうすると既に導入している血球計数計測をはじめとするシスメックスの血液検査のインフラの上で、さらに血液から早期検知できる範囲が増えているということです。

さいきんエーザイの成長はすこし鈍化しているようですが、既存の血球計数をはじめとしたビジネスだけでもマーケット拡大でビジネスチャンスがある上に、今回のアルツハイマー早期検知のように技術革新による新商品投入というポテンシャルがあります。問題は常にマーケットの期待が高いためPERが高くつくところが難点ですが、ビジネスそのものは極めて有望です。

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