あつまろです。

外食大手ではサイゼリヤの業績が際立っています。ディナー客が増えて、単価上昇しているとのことです。外食は1000店舗の壁があると言われています。サイゼリヤの国内店舗数は1,034店舗(2017年8月期半期決算公表時)であり、その壁に立っていますが、ここからどう成長の絵を描いていくのでしょうか。
「政策の恩恵を受ける企業」
まず国内事業については、サイゼリヤは日欧EPAで恩恵受けられる企業のひとつだと思います。低価格ワインとかチーズとか。この会社の特徴は、そういうコスト低減を自社内の利益にするよりも販売価格下げで利用することです。こうやって広く客層を広げていくのがサイゼリヤのやり方です。利用者からすると同じものが、さらに安くなると歓迎ですね。 でもコスト低減を価格下げして数量増やすところはニトリと似たところがありますね。

「サイゼリヤのアジア展開」
イタリアンてだいたいどこでも食されますし、欧州企業からは遠い存在であるアジアについては日本企業は地の利があります。サイゼリヤの徹底した効率化オペレーションやコスパへの取り組みがあれば、日式イタリアンとしてアジアを押さえられるポテンシャルを感じます。なお、海外では既に357店舗を展開しており、その大半の300店舗以上は中国(香港含)です。出店数も国内よりも海外の方が店舗数の方が多くて、成長ドライバは既に海外にシフトさせている感があります。そして注目すべきはしっかり利益を出せているということ。半期決算では営業利益で約10%を達成しており、FCなどの関係もありそうですが、外食としては十分です。

「中国の先にあるもの」
日本で1000店舗を壁とするなら、中国人口だけ考えると1万店舗のポテンシャルがあるということ。ASEANはいまは所得が高いシンガポールだけに出ていますが、6億人の人口を擁しており中間層が伸びてきている地域なので6000店舗くらいはポテンシャルありそうです。さらにインドなんかは食に保守的な国ですが、それでもイタリアンは受け入れられていて、デリーやムンバイなど大都市なんかに展開できることは十分ありえそうです。ファーストリテイリングのような直営ながら急速な世界出店をしているように、サイゼリヤもやり方がよければすごい勢いで成長してアジア有数の外食チェーン店になるポテンシャルがあります。実際にはそのオペレーションをやりきるのが大変なのですが。

なお余談ですが、サイゼリヤでは辛味チキン(全然辛くない)がおいしくて、私は帰路にサイゼリヤがあり事前に予約注文して帰り道に支払いしてピックアップして家に持って帰ったりしています。家でのプチ飲みに使っています(このあたりコンビニと競合してます)。

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