あつまろです。

長期保有前提の投資をする際に、ものすごく大切にしているのはビジネスモデルです。定性的なものですが、このビジネスそのものを把握せずして長期保有はできません。そしてこのビジネスモデルこそがインデックス投資とは違う、個別株投資の面白さであり醍醐味です。
「どういうビジネスを展開しているのか」
私の場合、何か興味のある企業をみつけると対象企業のIRサイトで決算発表資料のスライドをみることから始めます。決算短信や有価証券報告書は文字や数字ですが、決算発表資料はカラフルでビジュアライズされていて、見ていて楽しいです。あとはとにかくネットで情報をかき集めて自分なりにビジネスモデルをつかむようにしています。
一般的に知られている商品やサービスも実際には収益の柱になっていないことがあります。ソフトバンクのペッパービジネス、3Mのポストイット、テルモの体温計・血圧計などです。何が主力商品・サービスなのかを把握するのは必須事項です。

「ビジネスを行う環境とその企業との関係性」
そのビジネスをとりまく外部環境も気を配っていて、自分なりのシンプルなストーリを描いています。

例えば、私は米コカコーラを保有していますが、世界の人口が増えて70億個の胃袋が90億個まで増える(量の拡大)。新興国を中心に自作の飲みものからドリンクを購買するニーズが増える(量の拡大)。新興国を中心に所得が高まり販売価格が増える(単価の上昇)。というような見方をしています。

他には、好きな業界に学習塾業界があります。この業界は少子化で数が減る(需要数の縮小)、一方で供給サイドも零細塾を中心に経営が成り立たなくなる(供給数の縮小)。少子晩婚化で子どもの教育に対しては、親世代は費用を払いながらも厳しい目で学習塾を選別する。産業が衰退するが故に高い合格実績やノウハウを持つ強い企業が残存者利益を得る傾向にある、というようなストーリーを描いています。

「ビジネスの打ち手と、背景にある信念」
長期保有前提の投資だと、すぐに収益に結びつかない設備投資の果実を得る機会があります。例えばコスト削減のために「◯◯国に工場建設を決断」という報道がされても、1年、2年でなかなか果実に結びつきません。しかし、長期投資をしているとその意思決定の影響をもろに受けることになります。
またそうした意思決定には経営の信念が透けてみえることがあります。M&Aをしてもとりあえず海外事業を伸ばすためにお買い物してみたんだなと思うこともありますし、来年度減益になっても今年は我慢の年として一気に施策を断行するケースもあります。
多くの投資家は短期業績の変動をもとに売買判断をすることが多いので、長期で考えられるというのは違う軸で勝負できる機会だと思っています。短期的には株価が下がっても長期でリカバリーする、肉を切らせて骨を断つ、みたいなことができると思っています。

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