あつまろです。

天丼てんやについてこれまで、「食レポ」と「キッチン事情」を中心にブログで書いてきました。今回は「売り方」についてみていきます。
「有力顧客ターゲットがシニア」
なんとてんやでは顧客の3割以上がシニアだそうです。天ぷらという商品特性なんでしょうが、外食チェーン店でシニアに支持されるのは少ない印象です。このため年金受給日である偶数月の15日は売上が上がるそうです(なのでこの日にいくと混んでるので避ける方がいいかもしれませんねw)。てんやのメニューの主軸は看板の天丼ですが、年8回出す季節限定の天丼や天ぷらメニューがあります。すこし単価が高くなるのですが、これがシニア世代に受けているそうです。ちなみにシニア客は時間に余裕があるのでランチやディナーのピーク時と重なりにくい傾向があるので、お店としては重要なポイントですね。

「テイクアウトも大きな武器」
じつは売上の3割がテイクアウト(持ち帰り)とのこと。そのうち8割が女性だそうです。私が食べにいったときも女性が複数人分の天ぷら盛り合わせを買って帰っていましたが、家族で食べる夕飯のおかずとしての需要に応えているようです。てんやは東京近くの首都圏に主に出店しており(これは首都圏以外への成長機会があるともいえます)、しかも駅近くの交通量が多いという地理も味方しているのでしょう、通勤帰りに買っていくという需要に応えているように思います。店舗自体も持ち帰りコーナーが全店に導入されているそうで、私が訪れた店舗も持ち帰りが外観から大きく見えて、とても買いやすい雰囲気でした(女性は丼チェーン店内に入るのに抵抗がありそうなので、店舗の外で買えるのはプラスかもしれません)。

「てんやの日」
毎月18日は「てんやの日」として看板の天丼を390円の「サンキュー天丼」として提供しているそうです。ここではクーポンを配布して、リピーターを増やす仕組みを作った。ねらいは、新たな顧客の開拓のようです。だんだん常連ばかりに新規の顧客が来なくなりがちですが、こんなに安いなら一度行ってみようか、そこでアリだなと思ったところにクーポンを手にすると一定数がもう一回行ってみようとなる。要は新規ユーザへの広告宣伝費ですね。
でも、たしかに私も過去1度いっただけで、てんやは行かなかったのでわかります。私の食生活に天ぷらはあまり入ってこなかったので、わざわざ行きたいとも思わないんです。同じチェーンでも丸亀製麺やはなまるなどのうどんはわかります。うどんは私にとって日常食の一部です(とくに関西人なので)。あと、銀だこにもいきます(私が思うたこ焼きとは少し違いますが選択肢がないのでやむなし。たこ焼きは関西人として目にすると食べたくなります)。 でも、天丼は食べない。そんなときに安いからということで行ってみようという人はある一定数でいるのだと思います。

「ユニークな外食店」
天ぷらという商品特性で、天ぷらの食習慣がない人には訴求しづらいというデメリットはあるものの、逆にシニアに支持されやすい、家で調理が手間なので惣菜としてのテイクアウト需要があるというのはユニークな強みだと思います。ここは同じ丼でも牛丼とは違うところですねちなみにてんやはロイヤルホストを展開するロイヤルホールディングス(8179)のグループに所属しています。

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