あつまろです。

10年以上前でしょうか、大前研一さんの講演を聞く機会がありました。そのときに「日本人は死ぬときがもっとも資産がある」ということで、お墓にお金はもってけないんだから人生を楽しむためにつかいなさいよ、というメッセージを伝えていました。 高齢者主体の聴衆は爆笑していましたし、大いに一理あるのですが、ひっかかるところがありました。
「死ぬときに資産がピークになるのはなぜか」
これはひとつに現在の高齢者だと戦後の貧しい時期を経験してきたこともありますし、バブル崩壊も経験してきています。そういう従来もっている不安感への対処であるということ。また有事の際に自分が困らないこと、周囲に迷惑をかけないことという責任感のあらわれでもないかと思うのです。お金はつかうだけでなく、何かのときに対処できるという安心感があります。自分の安全を守るという自己防衛本能からお金をためるというのはむしろ自然な気がします。

「お金をためることができないのは何かが欠けている」
お金をためることができないというのは不運なケースなど事情もありますが、何か自力で解決できない問題があることがあります。 たとえば収入がしっかりあっても支出がザルで収支管理ができない。いろいろと今年はイベントがあったので仕方ないと言い訳をして結局赤字になってしまっている。また、稼ぐ力が弱くそれに対して収入を増やすための努力が不十分であったり、身の丈で支出をコントロールできていないなど、何かが欠けています。 お金がためることができている人がバッチリかというとそうではないのですが、ためられない人には明確な欠点があることがほとんどです。

「まずはお金をためる黒字体質にしよう」
今回の投稿の趣旨としては、まずはどんな世帯であれ黒字でお金をためることを目指そうということです。まずは支出は身の丈の範囲内でやることから始まるべきです。大前さんが指摘するようにお金をつかおうというのは、良い意味での赤字ということなのでしょうが、良い赤字家計は黒字であるより難しいことだと思うのです。では、どれくらいためればいいの? まずは10万円、次は30万円、100万円、300万円、1000万円、3000万円と、だいたい3倍ごとに目標設定してみてはどうでしょうか。

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