あつまろです。

ソフトバンクの孫さんは次々と規格外なことをやってきた人ですが、じつはソフトバンクの社外取締役にはファーストリテイリングの柳井社長、日本電産の永守社長が就いています。 柳井さんは尊敬する経営者に孫さんと永守さんを挙げており、永守さんは3人をしてホラ吹き3兄弟評しています。「3人ともキャラクターが全く違うし、得意分野も違う。だから、真っ向から対立するような議論に発展することはありません。議論をしても、不思議なことに最後は意見が一致します」。 きょうは社外取締役2人からみた孫正義という人をみてみましょう。
「永守さんの驚き」
「孫さんのホラは大きく、売上高100兆円。柳井さんは30兆円。私は10兆円。私が一番の年長者ですが、最も少額です。孫さんの「兆円」単位の感覚は、豆腐の1丁、2丁と同じ。バランスシートを見ても、兆円単位。0・05という数字が出てくるので何かと思ったら、500億円のことだった。ビックリしました」。
このあたりがホラ吹きと呼ばれる所以。実ビジネスで兆円単位で考えることのできる日本人がどれだけいるでしょう。

「永守さんの反対」
「『その投資は、会社を潰す』。ソフトバンクの取締役会に出席するようになってすぐ、孫社長にこう厳しく迫ったことがある。議論の対象は、数社への投資案件。ところが意見が戦わされたのは、その中の大きな案件ばかり。小さな1社の件は、大して話もなく承認されようとしていた。そこで私は声を張り上げた。今まで何十社も破綻寸前の企業を買収し、再建してきたが、そうした会社に共通するのは、小事を疎かにしている点。私の反対意見には、同じく社外取締役でファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏も同調した。思わぬ反論に孫社長は驚いたかもしれないが、すぐに理路整然と返してきた。当然、こちらも簡単に引き下がりはしない。結局、「今日はこの案件の決議はやめます」と孫社長が言って終わったが、やがてまた持ち出してくるだろう。
社外取締役からの痛撃は、その意味で社内取締役にとっても新たな刺激になるはずだ。孫社長が我々の反対した議案をまた出すのと同じように、私も反対意見に対して簡単には引き下がらない。経営者と会社を育てる芽もそこにあるはずだ。」
反対した話はありますが、根底にあるのは孫さんへの応援と正しいことを行っているという意識が伝わってきます。

「柳井さんが指摘する孫さんの欠点」
「孫さんの一大欠点。欲しいものが多いんですよ。それをい自分が生かせるならいいが、生かせないものは儲かったとしても買うべきではありません。彼は実業家という面と投資家という面がある。本当に本命の企業を買うならいいけど、投資家の側面は封印しておいてもらいたい。」
衣料を極めようとする柳井さんらしい指摘。たしかに孫さんには実業家と投資家の側面がありますね、困ったことは両方すごいのであきらめにくいところ。

「柳井さんのもつ孫さんへの思い」
「孫さんには潰れず、絶対成功してもらいたいと思っているんですよ。だからちょっときついようですけど、僕は同じ企業家の立場でよくわかるから言えるんですよ。ぜひ、僕の言うこともたまには聞いてくれとお願いしたいですね(笑)」
応援への気持ちがハッキリ表現されています。 にしても最後の柳井さんの意見をつっきってしまうところはすごいです。あの柳井さんからの指摘なんですけどね。


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