あつまろです。

3.11以降、私のなかでコンビニの地位が高くなりました。コンビニは生活インフラだと感じたからです。2014年はローソンに投資参戦して、今後も長いつきあいになりそうです。 今回はマーケットとしてのコンビニ業界を見ていきます。
「コンビニ業界の市場規模」
2013年度には市場規模約9.9兆円(03年度は7.1兆円)です。コンビニ飽和論が叫ばれて久しいのですが、コンビニエンス業界は安定した成長を遂げています。 小売業全体におけるシェアは7.1%(03年度は5.4%)と、他の小売業の商圏を侵食して成長を遂げています。

「コンビニエンス業界市場規模と小売業におけるシェア」
コンビニ業界
出所:経済産業省「商業動態統計・調査」データより作成

青の棒グラフが市場規模(金額)です。赤線グラフが小売全体におけるコンビニのシェア(%)です。
伸びがわかると思います。

「コンビニ業界は寡占化がすすんでる」
コンビニチェーン店すべてが成功しているわけではありません。成功しているのは大手です。

「 コンビニエンス業界4社マーケットシェア」
コンビニ4社シェア
出所:ローソン統合報告書2014より作成

赤の折れ線グラフはコンビニ大手4社(セブン・ローソン・ファミマ・サークルKサンクス)の業界におけるシェアです。この4社でシェアを拡大して現在では85%以上を占めています。つまり他のチェーン店はニッチで生きるしか道はなさそうです。

「結論.コンビニ大手に成長ポテンシャルがある」
コンビニ飽和と言われながらも成長を続けるコンビニ業界。 どのように成長しているか?それは他の小売の商圏を奪ってきたからです。これから先も成長するためにはその流れが必要です(セブンも先日ドーナツ販売をはじました、これってミスドがターゲットになりそうです)。 そしてどのコンビニでも成功しているわけではなく、あくまで大手にそのチャンスがあるということ。 大手4社でグラフは作成しましたが、実際には4番手のサークルKサンクスは難しいでしょう。 成長の可能性があるのは、セブンを筆頭としてローソンとファミマの3社までだと私は見ています。 次回はこの3社についてフォーカスしていきます。

生き残るスーパー・コンビニはどこだ!―週刊東洋経済eビジネス新書No.69


<過去参考記事>
なぜ牛乳のロゴ? ローソン 2014/8/9
コンビニ業界の盟主、セブン-イレブン2014/8/3
カザフスタンにあるミニストップ2014/7/14
優勝劣敗が鮮明になっていくコンビニ2014/3/11
「金の食パン」に見るPB戦略の新潮流2013/8/18
日本のコンビニが世界を席巻する2012/9/23
コンビニ各社の成長戦略2011/4/19
コンビニ業界の現状2011/4/18
投資対象としてのコンビニ2011/4/17