あつまろです。

海外でオラオラ!という掛け声が聞こえてきそうなのが、ユニクロを展開するファーストリテイリングです。業績は大変好調で、来期業績の会社予想は売上高が約1兆1,000億円(約19%増)、営業益は約1,500億円(約17%増)となっています。なかでも勢いがすごいのが海外事業ですです。
「民族大移動」
これまでファーストリテイリングの業績の柱は「国内ユニクロ事業」でした。しかし、柳井社長の掲げた「民族大移動」で「海外ユニクロ事業」の成長が著しい。

以下は、事業別の売上・営業益構成は以下のとおりとなっています。
「国内ユニクロ」 6730億円(営業益1060億)
「海外ユニクロ」 2340億円(営業益 200億)
「グローバル」  1940億円(営業益 185億)
売上は国内ユニクロ事業の3分の1程度です。

さらに「海外ユニクロ事業」の伸びは凄まじい。2013年8月期の上半期実績をみると、売上高は約1,300億円(前年比54%増)、営業益は約160億円(前年比約40%増)と驚異的な伸び率です。

「海外出店攻勢」
海外ユニクロ事業が高成長を遂げている要因は、旺盛な海外出店です。上半期だけで70店舗を出店したそうで、2月末で359店舗とのことです。海外ユニクロ事業は、まずアジアで圧倒的ナンバー1を目指しています。
アジア戦略の柱が大量出店計画で、中国で年間100店舗の出店、その他アジアでも年間100店舗の出店と合計で年200店舗の目標だそうです。 3日のうち2日は新店舗オープンというペースです。

「現場の苦闘はいかほどか」
これって数字で見ると「フーンそうなんだ」と思う程度ですが、社員はすごい大変だと思います。 オープンのためには何があるでしょう? まず販売候補地を探して契約、次にユニクロ用店舗に改装するため建設業者との契約、現地社員の人材教育などがあります。また間接部門も商品配送など物流をどうするか、各国の法務への対応 人事や会計などの対応もあります。そして大量出店に供給するための生産設備の増強も必要になります。 大量出店を可能にするように仕組み化しているとは思いますが、その仕組み化を実現するのだって大変でしょうから、現場の努力が目に浮かびます。

「さらなる野望・・・」
柳井社長は、将来的に年間300 店舗、400 店舗を出店したいと考えているそうです。最終的には中国で1,000店舗、他のアジアで1,000店の合計で2,000店舗を持ってアジアで圧倒的ナンバー1になるという目標を実現化するというもの。 もはや野望のようにも思えますが、実際に現実に進めているところがもの凄いなと感じます。 ファーストリテイリングを見ていると「日本の高度経済成長はこんなものだったんだろうか」と思ったりします。現代の日本企業には成長への渇望を感じることはなかなかありませんが、ファーストリテイリングからは成長への意気込みをガンガンと感じます。中国との尖閣問題や反日環境にめげることなくアクセル全開で、その姿はまさに肉食系。 私はもっともっとファーストリテイリングのように、「世界を食ってやる!」という意気込みをもった肉食系な日本企業が出てきてほしいです。

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