あつまろです。

株価上昇局面になってきました。「バブルなので買い控える」という人、「これから本格的に伸びてくるので買う」という人、「これから投資を始めてみようかな」という人。 好転して相場環境でいろんな心理が入り乱れているようですが、こういうときの判断材料がPERなどの「株価のモノサシ」(バリュエーション)です。
「どんなときでもバリュエーションは重要だ」
株式投資の未来」からシーゲル博士が強いメッセージを放っています。
バリュエーションは、どんなときも重要だ。これだけはバブルであってもなくても変わりない。成長株にはいくらでも支払う値打ちがあると考えるなら、いずれ市場からお灸を据えられる。
 バリュエーションで株価を定量的に評価すること、これが大事と説きます。 では、どんな株式指標(バリュエーション)があるのでしょうか?

「株価指標の王様はPER」
ふたたびシーゲル博士の言葉から。
株式投資のリターンを左右するのは、企業の増益率ではなく、実際の増益率が投資家の期待を上回るかどうか、この一点にかかっている。 投資家としての増益期待を知りたいとき、最良の指標となるのはPERだ
 株式投資をやったことがある人なら誰でも知っているPERが大事と説きます。PERは株価を一株利益で割ったシンプルな指標です。長く使われ続けている代表的な指標であり、数ある指標値のなかで王様といえる存在かもしれません。 私自身も株式投資をするときに必ずPERはチェックしていて、15倍が投資するときの最低ライン、12倍以下だと投資に前向きになるサインとみなしています。
なお、他にもPBRや配当利回りなどもあります。詳しくは過去記事株価のモノサシをご参照下さい。

「PERは絶対ではない」
思いきってPERは株価指標の王様と言いましたが、決して万能ではありません。PERで測れないこともたくさんあります。 PERは「株価」と「一株あたりの純利益」を用いて計算していますが、純利益が全てではありません。 どの純利益を用いるかについても来期予想に基づいたものか、前期の確定したものかで異なります。また、ある一時期の業績を断面でみているので、将来的に純利益がどう変化するかによって株価の割安割高も異なってきます。 さらに経営方針次第である程度、純利益は操作できます。 例えば、保有資産の売却損益や、会計処理によっても純利益に影響を与えます。この点は念頭に入れておく必要があります。 
他の情報と組み合わせることで情報を補強していくことが重要です。 例えば、ある時期の断面しか見えないという弱点に対しては、四季報や企業HPで過去の売上や利益の変遷をみれば現在の純利益が特異な状態かどうかがわかります。

株式投資の未来〜永続する会社が本当の利益をもたらす

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ 応援よろしくおねがいします