あつまろです。

金儲けの神様と呼ばれた故邱永漢氏は、「貯蓄は余裕のある人が豊かな収入の中から貯め込んだものではなくて、なけなしの収入の中から克己心を発揮して捻出するもの」という言葉を残しています。なんとも力強い表現です。
「貯蓄額=不安+自制心」
経験的に将来への「不安な人」の方が「不安じゃない人」より家計が優良なケースが多いです。アリとキリギリスの寓話でいうと、「不安な人」がアリさんになるようなイメージです。冬という不安にむけて、日頃からせっせと働いて貯蓄していくものです。
また、貯蓄は不安だけでなく、「あれが欲しい、これが欲しい」という物欲を抑制して、将来にむけて蓄えをする自制心も必要になります。

「貯蓄への感度」
どれだ貯蓄への感度が高いかを測るための良い方法があります。「年間貯蓄額が即答できるか」を自問することです。 さて、いまこの記事を読んでいてご自身は即答できるでしょうか?

どれだけお金を使っていて、どれだけ貯めることができているかは将来を考える上でも大変重要です。几帳面な人であれば家計簿でミクロとマクロの両面から家計を管理できるといいですが、預金通帳などで年間のざっくりとしたマクロ収支を管理するのでも効果があると思います。私自身の家計管理は、過去記事(家計の運用方針)で紹介しています。

「どのように貯めるか」
すごくシンプルなのは、故本多静六氏の方法です。 月収の25%を貯蓄し、ボーナスなど臨時収入は全額貯蓄に回すという考えです。

本多式の貯蓄方法は厳しいかもしれませんが、大切なことは「貯蓄体質」を確立することです。 常に家計が黒字であることによって心理的にも余裕ができるようになります。 「黒字家計」は投資をする大前提です。

個人的に貯蓄体質に貢献するのは、毎日の食事よりも「高額and固定費用」という条件の方が効果があるように思います。例えば「住宅費」、社員寮や社宅などの機会があればぜひ活用したいものです。また、既にマイホームを購入している人は住宅ローンの見直しなどでも大きな効果があるかもしれません。

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