あつまろです。

「グローバルに見てゆるぎのない競争力を持ち、キャッシュフローと配当水準が高い企業なら、さほど割安でなくても買いだ」と言ったのは、資産運用会社インベスティック社ヘンドリックCEOです。
「グローバル企業は買い、である」
私も一人の投資家として、ヘンドリックCEOの意見に共感です。 世界70億人のすべてが使うような商品やサービスを手がける企業は、持続可能な成長を実現してくれるはず。
グローバル企業は、各地の競合他社と戦い、文化の違うニーズを汲み取り、商品やサービスをカスタマイズしていく必要があります。その経験を通して企業自体がさらなる高みに到達し、国内を主戦場としている企業だと太刀打ちできなくなってしまうほどの差がついてしまうことがあるように思います。

「事例:コカ・コーラ」
例えば、コカ・コーラの中国進出は、最初に大都市を攻略し、次に300の地方都市に進出、現在は地方奥地に進出。 点→線→メッシュという流れ。 キリンがメッツコーラの成功や、海外企業買収をしているけれど、こういう経営戦略を海外で実行する力量にまで到達していないように感じます。アフリカも含む全世界に営業網を築いたコカ・コーラならではチカラ。
トミカ No.105 コカ・コーラ ルートトラック (箱)


「事例:マクドナルド」
米マクドナルドがインドで肉を一切使わないベジタリアン専門店を開業というニュースがあります。 巨大マーケットを取り込みたい野望と、宗教による食習慣のハードルを超えるための選択肢です。マクドナルドはご存知のとおり世界的な飲食チェーン店。もしかしたら、この試みが成功して世界中にマクドナルドのベジタリアンファストフードが広まる可能性もあります。私は投資家としてグローバル企業を重視しています。
マクドナルド 7つの成功原則


「ニッチ企業も買い、である」
その一方で地方やニッチな領域でがんばる「井の中の蛙」企業も好きです。 神奈川県の学習塾ステップ、埼玉県のスーパーヤオコー、長野県のキノコ生産ホクトもそうです。 グローバルに展開するニッチ企業なのは栃木県の外科手術の縫合に使う針や歯科用の極細治療器具のトップメーカー、マニー。独自の目線で強みを磨きに磨いて成果をあげています。

「事例:栃木のすごい会社、マニー」
例えば、栃木のスゴイ会社マニー。技術力の高さには定評がありますが、コーポレートガバナンス(企業統治)にも独自の取り組みを垣間見ることができます。オーナー企業だからこそ、企業統治に高い関心を。

現会長の松谷貫司氏は、オーナー経営者の営の執行と監督を同じ人がやるのはおかしいと感じてき、2004年に委員会等設置会社に移行。 社外取締役は一面識もない人を採用。その採用方法が独特。宇都宮市の電話帳で弁護士の連絡先を無作為にピックアップし、年齢だけを事前にチェックしたうえで就任交渉。 社外取締役に地元の経済団体の事務局の人に「周囲から煙たがられるぐらい様々な意見を言う人」を教えてもらい、就任を要請。 最初のころは会議で、社外取締役から趣旨と違う意見が出されて手間がかかり、経営のスピードも遅くなった。それでも本人は「会社がつまずくのを防ぐには必要なこと」と納得。

2001年にジャスダック上場。「かつては経営の状況や技術などを、外部にほとんど公開していませんでした。技術を秘密にした方がいいと思っていた。しかし、株式を公開して経営や技術の情報をオープンにすると、投資家の監視などが働き、チェック機能は重要」と批判、監視、チェックを重視し、自身の間違いを訂正しようという心意気。

「結論。グローバル企業もニッチ企業も買い、である」
ニッチな領域で堅実に力を発揮する企業は、ポートフォリオにおいて出塁率の高い1番や2番バッターの位置付け。3〜5番のクリーンナップはグローバル企業。下位打線は、また違った独自の魅力が企業を選びたいというイメージを持っています。

<過去参考記事>
栃木のすごい企業「マニー」
埼玉にすごいスーパーがあります
神奈川県以外に進出しない学習塾
「井の中の蛙」企業
コカコーラから学べること
キラ星のように輝く13銘柄

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