あつまろです。

Facebookが5月ナスダックへの上場を予定しているそうです。Facebookは日本市場ではmixiなどローカルサービスがあったこともあり、日本は他先進国に比べて若干普及が遅れていたようですが、最近はすごく利用者が増えているようです。私の周囲でもFacebookが浸透してきています。そんなFacebookの株価はPERで100倍程度の価格がつくんじゃないかという噂もありましたが、それだけ世界中の注目株ということでしょう。

アップルもiPadなど新製品の販売も業績も絶好調。使い切れないほどのキャッシュがあり、配当に踏み切るというニュースも出ました。株価も順調で時価総額は世界一位であり、その金額は一時6000億ドル(約48兆円)を突破するなど21世紀を代表する旬な企業です。

Facebookやアップルなどイノベーティブな製品やサービスが私たちの生活スタイルをどんどん変えてくれています。一昔前のSFの世界が現実になってきました。本当にすごいことです。

さて、投資家の立場でFacebookやアップルを見てみるとどうか。
もちろん魅力はあるのですが、その一方で危険信号を感じてしまいます。その理由は何よりもITの革新が私たちの生活を一新してくれるというスピードの速さに危険が潜んでいるように見えます。例えば一昔前までmixiを使ってた人たちはいまはFacebookに乗り換えてしまっている。折りたたみケータイを買っていた人はiPhoneなどスマートフォンに買い換えている。

ITの進化は早く、ひとつの企業が世界をリードし続けるのもまた難しいようです。ITビジネスはオセロ型ビジネスなどであっという間に、白から黒に変わる可能性があります。その中でIT企業の中には息の長いビジネスとして根付く企業もあります。どちらかというと個人向けより法人向けビジネスにその傾向が高いように思います。IBMもそうですし、Oracleそうですし、マイクロソフトもそうです。

しかし、私が投資家の立場で本当に魅力を感じるのは、IT以外の伝統的なビジネスです。例えばコカ・コーラ。四半期決算における同社の出荷量は前年同期比で5%増。ここ数年で清涼飲料の世界シェアは連続して伸び続けています。中国・インド・アジアアフリカ諸国など、彼らの製品を日常的に購入できる中間層はこれから増えます。競合他社に対してはマーケティング、販売網、そして何より圧倒的なブランドで優位に立ちます。

私が老後を迎えた時、Facebookのサービスが根付いているか、アップルの製品が売れているか、まったくイメージはできないのですが、コカ・コーラ製品は売れ続けているイメージができます。しかも保有している間、配当も期待できます。現在の配当利回りは約3%。これから順調にビジネスが成長していけば増配で投資家に報いてくれます。