あつまろです。

日経平均が1万円にのっているのをみると投資テンションが下がります。100円で売ってたキャベツが150円になっているような感覚です。過去の株価にあまり執着してもたいした意味はないとわかりつつも、やっぱり気になるのが人間心理ですね。

株式市場のサイクルを春夏秋冬で表すと、「春」の季節が到来したように思えます(もしかしたら、冬の合間の陽気が訪れただけかもしれませんが)。 春夏秋冬に対して、長期投資家はどのような心構えでいるべきなのかを考えます。

「1.春の時代」
株価上昇期ですので過去と比較して高く感じることもあるでしょうが、PERなど指標値が自分の許容範囲なら投資すべきと思います。

「2.夏の時代」
株価も上昇しますが、業績も好調になります。新聞記事でも増収増益など景気の良い記事が並びます。指標値で高値となっているのは敬遠するのは当然ですが、好景気には極端に利益を出す企業が出現することを念頭におきたいものです。長期投資家にとって慎重な行動が求められる季節です。

「3.秋の時代」
株価がドーンと下がり割安に感じますが、夏場に利益をあげていた企業の利益が一気に萎むことになります。わたしはサブプライム・リーマンショック後にはこのタイミングで大量資金を投入しすぎて痛手を負いました。 しかし、ボチボチと買い始めてよいと思います。

「4.冬の時代」
ほんとうの真冬というのは、「まだまだ下がるぞ」と皆が慎重な時期。 「まだまだ下がるぞ」という人が多くなればなるほど、勇気をもって追加投資しておきたいものです。 ただ、「凧の糸と相場の金は出しきるな 」という格言を忘れず平穏を保てるだけの資金は常にポケットに入れておきましょう。

「カレンダーがない景気の春夏秋冬」
景気や投資サイクルをはかるカレンダーがないのでハッキリと季節を分類できません。 しかし、現在が「夏」でないなどというザックリした季節感はわかると思います。私はそれでいいんじゃないかと思います。株式市場は基本的に長期では安定したリターンを与えてくれる場所です。夏場の高値掴みだけを注意しておけば、ある程度どの季節でも買えばいいと思います。あとは忍耐力と時間があるかどうかの問題です。

10年近く投資をやってきて、冬の季節に思い切った投資をするのは難しいものだと実感します。悲観のノイズの影響を少なからず受けるもので、人間は共鳴する生きものだな〜と感じます。 「春夏秋冬のどこにいるだろう」、「いまどのように行動すべきだろう」と自問することは、そんな雑音から離れて自分と向き合う一つの考え方です。