あつまろです。

桃栗三年柿八年と言いますが、桃や柿が育つ時期になっても株式投資のリターンは思ったほど育ってくれないものだなぁと感じる今日この頃です。わたしが投資を始めたのは2003年で最初から長期視点での投資を心がけてきました。2012年で節目の10年目を迎えようとしています。

「期待ハズレのこの10年」
10年が経過しようとする現在の姿は、2003年で投資を始めた時に思い描いていたような世界ではありません。長期投資が報われていないというのが私の現状です。いや、ずっと悪かったわけではありません。前半戦の2003〜2007年の小泉政権期には世界経済の好調さにも頼って、何に投資をしても全部上昇していた時期もありました。今振り返ると、景気のピークにむけて友人たちも次々と投資に目を向けて、FXやREITや株式投資に参戦していました。近所の本屋では投資関連の本で特設展示コーナーができていました。いまとなっては投資を続けている友人はいませんし、本屋の特設展示コーナーにはジョブズ氏の写真が並び、投資の「との字」もありません。

「投資家は短期志向に」
多くの個人投資家のスタンスは長期でモノゴトを見ていません。投資から回収までの売買スピードや回転率が高い投資家がたくさん存在します。彼らから見れば「長期保有」という考えに対しては、「これだけ変化が早いのだから数年先なんて誰もわからない。そんな不確実なものに投資してどうするんだ」というツッコミを入れたくなるのでしょう。

「パフォーマンスが悪いのは市場のせい?」
投資するときに長期で何倍にも成長してくれるだろうと期待していた企業や、ここは成長性が低くても業績は底堅く割安で下値不安もないだろうと思っていた企業も、株式投資のパフォーマンスでみると私が満足できないものが多数を占めます。一方で、現在のような経済下でも最高益を叩き出す企業もあります。パフォーマンスが良くないのは、市場だけでなく私自身の問題(投資選定眼や投資タイミング)によるものも大きいのでしょう。

「強い企業は時の試練に打ち勝つ」
株式に投資するということは、人間の飽くなき成長へ渇望を信じることだと思っています。企業というのは人間の知恵と努力の結晶であり、途中で壊れてしまう企業もたくさんありますが、本当に強い企業は不景気下でも着実に力を蓄えて大きな成長を遂げます。悲観マーケットで一時的に低迷することがあっても、それを糧にして乗り越えることができます。

「15年保有の先には・・・」
私自身は最低15年間保有を前提にした投資をしてきました。わたしが送り出してきたマラソンランナーは、まだ一つも15年という時間を完走していません。もしかしたら15年経過したときに素晴らしい成果を挙げるかもしれませんし、もしかしたら今よりダメになっているかもしれません。私は成功も失敗の両方を受け止める気持ちができています。15年間ひとつの企業と向き合い、市場と付き合い、ここに投資してよかったのかという自問自答することが20〜30代という人生の前半戦で経験は貴重だと思っています。失敗から学ぶは多くあります。投資選定基準を見直すかもしれませんし、そもそもの15年前提という時間軸を見直すかもしれませんし、投資スタンス自体を見直すかもしれません。

ちなみに「桃栗三年柿八年」には続きがあります。「柚子は九年で花盛り、梅は酸いとて十三年」。さらにここに「カブ十五年」が足したくなります。

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