あつまろです。

オリンパスの社長解任劇がニュースを賑わしています。市場における同社の信頼は損なわれて、株価は暴落しています。
olympas


経営ガバナンスは非常に大切です。同社は問題が表面化しましたが、だからといってオリンパスすべてが否定されるものではないと思います。オリンパスには優れたビジネスがあります。

オリンパスでイメージするものはなんでしょう? デジタルカメラも知名度があります。顕微鏡のイメージもあるかもしれません。しかし、じつはオリンパスは医療ビジネスにこそ強みを持っているのです。2010年度の営業利益は354億円。そのうち医療事業は693億円です。これは医療事業で稼いだ利益を他事業の赤字が足を引っ張っていることを示します。現に知名度の高いデジタルカメラを扱う映像事業を見ても、2011年度は▲150億円の赤字です。

このようにオリンパスは、医療事業に強みを持った企業です。とくに内視鏡では世界シェア7割を占めており、経営陣がしっかりして、企業DNAをしっかり築くことができれば、超優良企業に変革できるポテンシャルを秘めています。企業DNAを理解していない素人目線だと、不採算事業を見直して医療事業にフォーカスすればそれだけで高収益企業の出来上がりです。

投資家目線で同社を見ると、これだけの強いビジネスを有しているのに投売りされる姿を見るとバリュー投資のチャンスがあるかもしれません。タイミングをみて1〜2年程度のスパンで投資をするのも面白いでしょう。ただ、10年を超える長期保有前提の視点では、経営ビジョンや企業DNAに問題がある企業はやっぱり手を出しづらいというのが本音です。

関連記事:オリンパス事件からの反省2013年7月6日付

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