あつまろです。

ジョブズが遺してくれたもの。iPodやiPhoneなどイノベーションだけにとどまりません。世界最高峰のプレゼンテーションを世界に発信して、私たちに何度も何度もお手本を示してくれました。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
私はこの本を片手に、YouTubeで実際のジョブズのプレゼンを見ながら、ジョブズのプレゼン手法を学ぼうとしています。同書より、印象的な言葉を引用していきます。

広告の編集での徹夜をして迎えた朝、ジョブズがテレビコマーシャルをみた。ジョブズは泣いていた。一緒にコマーシャルを見たケイティの言葉「これが彼のいいところなの。作り話じゃないわ。あの広告にスティーブは心から感動していたわ。」
ジョブズが心を動かされたのは、変革しよう、成功しようとするジョブズのすべてがあの広告に凝縮されていたからだ。人類の進歩を実現し、世界を変えた人々の顔に自分を重ねていたからだ。
パッション(情熱)をもって事にあたる。自分自身が感動する仕事ができるか。

ジョブズは「3」を好んで使う。プレゼンテーションが3シーンに分かれている。製品を3つの機能で説明する。デモが3つの部分で構成されている。オバマ大統領はスピーチを3文に分割するとともに、1文で言う内容も3つにすることが多い。
「3」の魔力。

ジョブズのスライドには禅の美学がある。余白が上手に使われている。余白は洗練、上質、明快につながる。ジョブズは写真を好む。言葉でなく写真で考えを説明するには度胸と自信が必要である。
余白。
ドラマちっくな演出には間が不可欠である。大事なポイントでは数秒間もじっとだまり、それが聴衆に染みわたるのを待つ。ジョブズは何度も練習して、ゆっくりとしゃべり、間をとって言いたいことが理解されるまで待てるように仕上げてある。
「今日は、ノートパソコンを紹介しよう。」
(間)
「マックブックエア」
(間)
「世界最薄のノートパソコンだ」
間。
「余白」に「間」。空間と時間を操る。

並のプレゼンターは文脈なしで数字を垂れ流すだけですごいとわかってもらえると考える。一方ジョブズは聞き手に密着した意識をもたせる。
「速度は2倍、価格は半分。」「iPodシャッフルはガムより小さくて軽い」「アップルが電話を再発明する」
ひとつのテーマに絞る。記憶に残る瞬間を演出する。

1997年ジョブズはアップルに復帰、そのときのパフォーマンスは昔よりも自然で、洗練されたものだった。さらに10年後のマックワールド2007は、ジョブズの生涯で最高のプレゼンテーションだったと思う(iPhone発表)。すべてがかみ合っていた。ジョブズは自信を持って気楽にプレゼンテーションしているように見える。その秘訣は、1日何時間もの練習を何日も何日もするからだ。
ジョブズ生涯最高のプレゼン。観客との一体感が生じて、観客も含めた舞台のようにも見えます。


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