あつまろです

日本を代表する優良企業、コマツ。キラ星のように輝く企業として私のポートフォリオの中核を担ってもらいたい企業です。コマツについて、がっぷり四つで向い合っていきます。

目次は以下8つで構成していきます。

「1.事業内容」
「2.ダントツ商品」
「3.最強IT技術」
「4.系列みどり会」
「5.開発と製造現場」
「6.絶対王者キャタピラー」
「7.新興企業三一重工」
「8.中国市場の近況」

「1.事業内容」

コマツの事業は大別して2つに分かれます。建設機械(通称:建機)と産業機械。売上構成の9割近くを建機が占めます。
事業別売上構成
(コマツHPより)


建機とは?

写真で見るのが一番わかりやすいですね。商品郡
(コマツHPより)

企業規模
2010年度の売上は約1兆8000億円と巨大企業です。
比較のため、身近な企業例をあげると、ホンダが約9兆円、シャープが約3兆円。任天堂が約1兆円。ユニクロのファーストリテイリングが約8000億円、ローソンが約4000億円。

連結従業員数は4万人規模の企業です。

地域別売上高
地域別売上構成を見てみると、日本はたったの16%。海外売上比が84%。グローバル企業です。広い大地のアフリカがたったの6%ですから、10〜20年以上先の同市場が楽しみです。
海外売上比


売上推移
サブプライム・リーマンショック後は売上が激減しましたが、回復基調にあります。2003年度は売上1兆1000億円(営業益率2%)が2010年度は1兆8000億円(営業益率12%)と、中長期でみると売上も利益率も向上してきました。
売上


「2.ダントツ商品」

坂根正弘現会長が、社長に就任して1年半くらいたった2003年初めごろ。競合他社が数年かけても追いつけない際立った特徴を持つ商品を「ダントツ商品」と定義づけ、業界での圧倒的な強さを示すとともに、新商品の開発を促す活動をしました。

2003年から取り組み始めた「ダントツ商品」は次から次への花を咲かしています。今回は2の事例をご紹介します。

例1.ハイブリッド建機
ダントツ商品の大きな成果として挙げるのが、ハイブリッド建機。25%の燃費低減をうたい、世界で初めて20トン級のハイブリッド機を量産化に成功。能力が同等の既存機種と比べて価格は約1.5倍と割高ではありますが、意外に中国市場で受けがよいのだそうです。その理由は建機というのはエネルギーコストが高く、1日あたりの使用時間が日本に比べて長い中国では、初期コストとしての販売価格よりも燃費効率が注目されるのだそうです。

例2.無人運行システム
コマツが開発した無人運行システム「AHS」は、採掘現場にGPSを使って仮想のレールを敷き詰め、その上を走らせるというもの。「有人で24時間稼働をさせようとすると1台あたり4・5人が必要」(コマツ黒本執行役)。AHS導入のメリットは、人材不足解消、作業危険性の排除、オフィスで仕事量を簡単に可視化。

例えば、英豪資源大手のリオ・ティントが経営するオーストラリア鉱山などで、コマツのダンプを始めとして鉱山機械たちが動き回っています。

コマツ 〜日本の底力を体現する企業〜 中巻
コマツ 〜日本の底力を体現する企業〜 下巻

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