あつまろです。

中国株を手がける方以外は馴染みがないですが、香港市場に上場している「江蘇高速道路(0177)」があります。私は2004年に投資して、もう7年ほど保有している状況です。

そもそもこの企業に注目した理由は、中国の経済成長の恩恵を受けるため、大当たりはしないまでも手堅いインフラ銘柄に着目しました。自動車台数が増えることは容易に想像できたので、有料道路を手がける企業を調べて同社に辿り着いた次第です。自動車メーカーであれば、群雄割拠で激しい競争が予想されますが、高速道路はどのメーカーが普及しようとも台数が増えれば増えるほど、メリットが教授ができると考えたのです。

また、当時は有利子負債を増やしてでも道路の拡張工事をするという、「投資」段階にあったため、長期で保有しておくと完成した道路からリターンを得ることができ、有利子負債も返済して利子負担は減り、安定的に増配が見込めるという思いがありました。

日本の高速道路は地方高速道路は赤字ですが、首都高など東京周りの幹線道路はものすごい自動車利用台数です。同社は、江蘇省の省都、南京から上海路線を主力路線として保有する高速道路です。上海といえば1000万人近い人口を持つ、中国の商業・金融・工業・交通などの中心的都市のひとつです。立地としての手堅さを感じます。

売上構成は通行料收入が73%、ガソリンスタンドなど関連事業收入が25%となっています。既にリターン回収期に入っており、売上高に対する税引前利益率は55.6%と高い利益率を実現しています。また、負債も少なく、株主資本比率は68%となっています。資本比率が高くてもROEは15.5%と資本に対しても高い利益率を出しています。安定的なキャッシュフローがあるため、高い配当が期待できます。ビジネスもわかりやすいですし、業績も安定成長を遂げてきており、中国企業としては投資しやすい企業です。

そんな同社ですから株価が暴落することがあれば、定期預金や債券を購入するような気持ちでドーンと買おうと待っていたら、ついに「やって来ました」。

0177

株価がドーンと下がってきています。落ちるナイフを掴んでケガをしようとも長期でリターンを出せばいいやという気持ちで買いました。これから下がるようなら、追加資金を投入していこうと思っています。2011年6月17日終値(6.46HKドル)ベースでは、配当利回りは6.61%という数字が出ています。

もちろんリスクがないわけではありません。 2010年には上海南京間の高速鉄道が開通している影響も懸念されます。同省の他有料道路の無料化がないとも言えません。日本以上に不正会計への不安感もあります。また、大震災のような自然災害によって設備が破壊される事態もありえます。

リスクと向きあうことは必要です。リスクを許容して攻めの一手を打つのか。リスクに対して投資額を制限するのか、投資そのものを見送るのか。リスクをとらないリスクも考える必要があります。

私は7年間保有してする中で見てきた、香港市場における株価の揺れ、業績の推移、安定して受け取ってきた配当実績などを鑑みて、ここはリスクをとるべきと考えて、追加投資に踏み切っています。

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