あつまろです。

2007年に「オーロラファンド(タイ投資)」投資して、現在まで保有し続けてきました。保有期間は4年超になります。取り扱いは野村證券で買付手数料2.1%、信託報酬約1.5%になります。

手数料が安いインデックスファンド全盛の現在において、この手のファンドに投資するのは「非常識」とすら映るかもしれません。

「タイ株ファンドに投資した理由」

なぜ、わざわざ手数料が高いアクティブファンドであるタイ株ファンドに投資したか、という理由は当時の状況を説明する必要があります。2007年初の当時は、世界がサブプライム・リーマンショック前の株価絶頂期にありました。日本株式市場もやっぱり割高であったため、私は投資機会を求めて海外市場に目をむけていました。その時に目に止まったのが「タイ」です。他国と比較してバリュエーションが安く見えたことと、中国やインドに挟まれたタイの地理的な優位性、アジアのデトロイトと呼ばれているタイは他東南アジア国と比較して産業レベルの高さが際立っていたことと、平均所得で見たときにまだこれから成長の余白の大きさに期待してこの国に投資したいと考えました。

個別株はハードルが高かったので、投資信託(ファンド)という形で投資しようと思ったのですが、当時タイ株に投資するファンドといえば「オーロラファンド(タイ投資)」でした。当時は海外ETFもちらほらと話題になってインデックス投資(≒低手数料)が注目され始めていましたが、多少コストを支払っても十分リターンが得られると判断して投資を決断しました。

「この4年間」

サブプライム・リーマンショックでタイの代表的な株価指数であるタイSET指数も下がり、「オーロラファンド(タイ投資)」もマイナス評価期間が続きました。また、国内政情不安でクーデターなど問題が発生しました。ですが、これらの問題がありましたが、2009年初あたりから株価は急上昇してこの時期から約2倍になりました。

「タイ株ファンドの売却」

昨年あたりから私の投資方針として、どんどん個別株への集約を図っていることと、基準価額も2倍弱にまで上昇してきたこともあり、ここいらで売却をするつもりです。この投資から学んだことは、コストも大事ですが何に投資をするかが最も大事だということです。現在の風潮では下手をすると投資対象を見ずに、コストのみを見て投資判断をするという危うさを感じます。ですが、コストも大切なファクターですが、自分が信じることができる投資対象であれば、多少のコストは払っても投資する価値があるものもあるということを実感しました。しかし、その一方でファンドは投資方針やマネージャーの姿勢を理解していないと長期間保有する意欲が減退してしまいます。個別株なら決算書を見てビジネスの状況などをチェックしていますが、ファンドの運用報告書はチェックというかさっと目を通す程度になってしまいました。また、ファンドは信託報酬という名で保有コストがかかるので、保有コストがかからない個別株式の方が私にはあっているなと思いました。

それでもファンドホルダーとして4年間当事者意識を持って、タイSET指数を眺め続けてきたり、タイのニュースと接することができたのは、個人的にはよい経験ができました。やっぱり保有しているかどうかで当事者意識が違ってきます。そのうち個別株投資という形でタイ株式市場に再戦するかもしれません。もっと海外個別株投資の環境が整ってきてくれるといいなぁと思っています。

thai set
(参考:タイSET指数チャート)

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