あつまろです。

ユニクロで有名な
ファーストリテイリング(以下、「FR」と表現)。

現在、あつまろが投資を検討している
企業として最有力候補のひとつに数えられます。

投資の日が近そうなので、
FRへの考えをしっかりと整理しておきます。

まず、FRのことを考えるにあたって、
いくつかの切り口(目次)を設定した上で、
切り口に沿って考えを整理していきます。

「1.FRの事業状況の確認」
「2.FRへの期待」
「3.FRと同業他社」
「4.FRへの懸念」
「5.FRの見えない資産」
「6.FRの財務とバリュエーション」
「7.FRの15年後」

前編はこちら

「4.FRへの懸念」

〔井社長の後継者問題

現代のカリスマ経営者といえば、
柳井正氏が浮かびます。

一旦、社長から会長職になって
禅譲しようという試みをしましたが、
FRの停滞期を迎え、再び社長に復帰。

柳井社長は、本部長も兼ねており、
GUの990円ジーンズの値段設定をし、
新聞広告の最終確認を行い、
商品もチェックするという1人何役もこなす活躍です。

まさに「柳井商店」という名がぴったりです。

ただ、カリスマ経営者の重要な仕事は、
後継を育てることです。

カリスマ経営者はいつしか、
成功がワンマン体制を作りだし、
会社の風通しを悪くし、
その結果、会社最大の重荷になることがあります。

柳井氏も後継育てに四苦八苦しており、
実際には、まだ後継者のメドが
立っていない状況にあります。

ダイエーの中内氏も
流通王となりましたが、
結果的に経営破たんとなり、
その悪の根源のような報道っぷりが
晩年には目立ちました。

日本アパレル業界の横綱、
柳井正氏。

相撲の横綱は、
横綱になったその日から
引退のことを考えるそうです。

横綱としての柳井氏の活躍と共に
美しい引退(後継者へのバトンタッチ)を
見せてもらいたい。

それができるかどうかが、
最大の懸念事項です。

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「ヒートテック」「ブラトップ」は
FRとしての製品創造力の高さを表しています。

しかし、過去フリースブームを仕掛けて
その後低迷したように現在の成功を維持するには
ヒット商品を次々作る必要があります。

同社はすぐれた
生産力、価格力、製品力、販売力がありますが、
それがヒット商品を生み出す可能性はあるものの、
ヒット商品を約束してくれるものではありません。

製薬会社の新薬開発のようなもので、
ヒット商品はなかなか生まれないものです。

グローバル人材問題

世界進出(社内では民族大移動と言ってるそうですが)、
にむけて社内の英語使用を定めていますが、
FRはまだ世界の人材を活かせていません。

本当に世界ナンバー1になるには、
経営層の半数以上が日本人以外になるくらい
世界中の人材を生かしきることが
重要になってくるのだと思うのです。

それは、今後海外企業へのM&Aを
成功させるキーワードにもなってきそうです。

柳井さんはある程度認識されているのですが、
現在のローカルな人材だけでなく
日本人のグローバル人材化、
他国のグローバル人材の採用など
課題はいくつもあります。

この点は大きなポイントです。

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ヒートテックなどでアパレル業界独り勝ちのFR。
経済環境の逆風も相まって、手頃な価格の製品を扱う
国内ユニクロ事業は好調です。

好調なときは業績だけでなく
株価も期待感から上昇傾向にあります。

しかし、どこかでヒット商品が止まり、
息切れするタイミングがあるはずです。
そうすると一気に失望売りで株価が下落します。

このため、期待大のときに投資すると
パフォーマンスが下がる要因であり、
皆が失望したときを待つことがポイントです。

この夏以降は前年同月比売上が下がっているという
ニュースによって、株価が下がってきています。

このこともあり、一気にFRへの投資意欲が
あつまろの中で高まってきています。

ただ、現在の下げは、
下げ始めに近いのか、
それとも下げ止まりに近いのかは、
自分で考えて答えを出す必要があります。

「5.FRの見えない資産」

ヾ覿藩念

「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」
たしかに理念に沿った活動をしている気がします。

⊇抄醗のイキイキ度

自由に意見が言える雰囲気。
成果主義。
女性が活躍できる職場。

一方でまったりとした働き手にとっては
居心地の悪い職場な気がします。

ブランド浸透度

国内におけるユニクロの
ブランド力は高いです。
が、海外においては、
まだまだ知名度が低い状況。

ねソ┐平雄爐僚犬泙

アパレル業界では収入など給与待遇がよく、
ブランド力も高いため優秀な人材が
集まる傾向があります。

しかし、海外人材の囲い込みは
まだ課題です。

ゴ覿箸ら伝わる「想い」があるか。

現在の常識を打破して、
新たな価値観を創造する、
という印象を受けます。

「6.FRの財務とバリュエーション」

予想PER 18倍
⇒最近の株価は下げているものの、
いまだ割安感はなし。

予想ROE 24%
⇒非常に優秀で、効率の高い経営がわかります。

営業利益率 17%
⇒優秀な数字で、収益性の高さを示しています。

営業利益額 1000億円
⇒事業の安定性としてはとても優秀です。

過去5年のEPS推移
⇒5年中4年が増益というペース。
順調に成長を続けることができています。

株主持分比率 54%
⇒財務の安全性が高い状況です。
「現金>有利子負債」と実質無借金経営です。

「7.FRの15年後」

あつまろの考える15年保有前提の長期投資に対して
有望と言えるといえるか?

YES

ヒートテック、ブラトップなど
商品ラインナップ拡充による質的成長。

世界進出への地域としての量的成長。

共に成長への期待が持てます。

FRが世界ナンバー1企業になることを
株主として見ることができる日が楽しみです。

以上が、FRに対するあつまろの考えです。
参考になっていればうれしいですが。

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