あつまろのこだわり資産運用

個人投資家。長期的な視点で資産運用に取り組んでます。

2011年05月

サラリーマンの平均小遣いは4万円也

あつまろです。

ろくすけの長期投資の旅」で紹介されて知った「新生フィナンシャルのサラリーマン小遣い調査によると1カ月の平均小遣い額は「40,600円」だそうです。

年代別でみると、20代が最も多く44,500円、30代では40,100円。40代、50代では3万円台となっています。 これは未婚者の多い20代と、30代以上とで差が出ているそうです。

ちなみに理想とする1ヵ月分の小遣いはいくらですか?という問いへの回答は、「61,300円」(平均値)だったそうです。理想という言葉と裏腹に地に足ついた数字です。

小遣いの使い道として必要不可欠なもの、第1位は「昼食代」(52.9%)、第2位は「趣味の費用」(45.7%)、第3位は「飲み代」(39.0%)だそうです。

ご自身の小遣い額と比較されていかがでしょうか。私は思った以上に堅実な数字が出たという印象です。4万円だと余裕があるとは言えないですね。外食も低価格チェーン店が幅をきかすのも納得してしまいます。

一般的に結婚して子どもが生まれてから、教育費や住宅費や老後の備えなどが気になりはじめて、若い頃の贅沢を控えるというイメージを持っていましたが、年代別の小遣い額の減少を見ると生々しいですね。

私は年齢を重ねれば重ねるほど、贅沢できるようになりたいなと思って、働き始めの20代前半に自己抑制が効いた暮らしを身につけなくてはと思ってきました。そう思っていても実際にはついつい贅沢しがちでした。
一方で昔、「どうせ将来、結婚して(将来の奥さん)にサイフを握られて慎ましやかな生活を送らなくてはいけないのだから、今つかえるうちにつかっておく」ということを断言する友人がいました。キリギリス的発想だなと思いつつも、「なるほど」と思えるところもありました。

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M&Aと株式投資

あつまろです。

M&Aのニュースに対して、投資家はどのような反応を示すのでしょう。M&Aという言葉には、「経営改革」、「攻めの姿勢」というポジティブな響きが強いような印象があります。

が、実際には失敗する事例も数多く存在します。M&Aの成否は経営力がモノを言うようと思います。日本企業は、欧米企業と比較するとトップマネジメント層よりも現場力の方が優れている印象があります。このため成功と言えるM&Aが少ない気がします。最近やり玉に挙がっているみずほ(8411)もその一例です。

「M&Aの失敗原因」

以前、日本経済新聞夕刊の「M&Aと株式投資」というタイトルでコラムが載っていました。そこにはM&A失敗の3つの原因として、「1.買収価格が高い。2.戦略性に乏しい。3.経営統合作業に難航」が挙げられていました。

みずほの例では、「2.戦略性」と「3.経営統合」に問題があったように思います。規模を追うだけでなく、買収サイドが明確なビジョンを持ってM&Aをしないと成功しないと思います。

一方、日経新聞の同コラムにM&A成功事例が2タイプ紹介されていました。

「小規模多頻度買収」

みずほの例をとっても大型企業買収は経営統合が難航しがちですが、少規模買収は買い手が明確、買収価格が低いことによる投資リスクが限定されます。また、買収を繰り返すことで買収ノウハウを蓄積することができます。これらのM&Aは消費者ブランドや特殊な技術を短期間に揃えるということが狙いです。
世界的なお手本は、米ジョンソン・エンド・ジョンソンが挙げられます。P&Gも該当すると思います。
日本においては、日本電産が好事例です。他にはテルモも良い事例があると思います。ちなみに両社とも近年は比較的規模の大きな企業を買収しました。 ただし、私としては買収実績(ノウハウ)や、ビジョンが伝わってくるので共に良い印象を持っています。(成果がわかるのはしばらく先です)

「ビジネスモデルの転換」

時代とともにビジネスの状況は変わっていくものです。M&Aをテコにして企業のビジネスモデルを転換させて成功した企業があります。世界的にみるとルイス・ガーズナー氏率いた米IBMがコンピュータメーカーからITコンサルティング企業を転換して成功しています。GEもM&Aでビジネスモデルを変えている企業に入るでしょう。
M&Aをテコにしたビジネスモデルの転換は、経営者のビジョンとリーダーシップが問われます。日本企業はこの事例が著しく少ない印象があります。
少ない事例を探すとソフトバンクがあてはまります。いまではすっかり携帯キャリア会社として定着しました。古森社長率いる富士フィルムも医療分野に進出しています。両社ともにビジョンとリーダーシップを持つ経営者が率いています。

M&Aはリスクが高い経営の選択肢ですが、世界最高峰に位置する企業は規模の大小はあれM&Aを経験しているように思います。逆に言うと内部成長だけだと、どうしても世界最高峰にまでの到達が難しいと言えるかもしれません。M&Aに対する評価は、私たち投資家にとっては難しいものですが、今回ご紹介したような視点で見てみると、また違ったものの見方や発見があると思います。

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コカコーラから学べること

あつまろです。

TEDでビル・ゲイツの奥様、メリンダ・ゲイツさんが「NGOがコカコーラから学べること」という講演していました。ゲイツ夫妻はビル&メリンダ・ゲイツ財団を組織し、同団体は世界最大の慈善基金団体となっています。



メリンダさんは世界中どこに行ってもコカコーラが行き渡っていると言います。コカコーラは毎日15億本を販売しています。世界の人口が69億人なので、毎日5人に1人がコカコーラを1本飲んでいる計算になります。よくよく考えるとすごいことです。

メリンダさんはコカコーラに学ぶことが3つあると言います。

1.リアルタイムでデータを収集して商品などに生かすこと
2.現地の起業家精神の高い人材を起用していること
3.素晴らしいマーケティングをしていること

「2.現地人材の起用」については、アフリカの例で現地の起業家に小型融資をして、現地企業家自身がセールスマンを雇い、舗装されていない奥地まで荷台や自転車でコカコーラを売るという販売網を築き上げていることです。アフリカではコカコーラに関する雇用が1万5000人にも及ぶそうです。

「3.マーケティング」について、コカコーラの成功の秘訣は、憧れを抱かせることと説きます。商品が理想とする生活を思い起こさせるようにしています。しかも、現地に応じた(ローカライズした)マーケティング活動をしているとメリンダさんは指摘します。

一方でメリンダさんの手がける慈善事業などのスローガンは「コンドームを使用してエイズ感染を防ごう」、「下痢を起こさないように手を洗おう」など、ポジティブなイメージを伴っていないと言います。

そこで、日本コカコーラのCMを見てみました。

人はみなヒーローだった
無数の人がコカコーラを分かち合っている
ハッピーをあけよう
ハートにワイルド、ボディーにヘルシー(安室奈美恵)

どれも視聴後に明るい気持ちになるCMです。商品の説明はほとんどなく、世界観で勝負しています。

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幸せに殖やす秘訣

あつまろです。

2011年5月発売の「日経マネー」は、一風変わった取り組みで幸福度と運用成果の関係性を見るという視点で取り組まれていました。

あつまろも幸せなお金持ちさんの一例として紹介して頂きました。取材の中でいろいろ話をしたのですが、どうやら記者さんは私の「幸せに殖やす秘訣」は、”徂悗膿雄猯魯▲奪廖焚礎邑上) 株式投資にはロマンと、冷静さ L棲里淵粥璽襪鮖つということと結論付けて下さりました。

記者さんから見た視点というのも、なかなか新鮮で面白いものです。

記者さんとのお話の中で資産を形成するにあたり、何が重要ですか?という質問を受けましたが、私は人材価値の向上ということを一番に挙げました。給与所得による収入こそが、あつまろ家の「主力エンジン」です。投資による収入はあくまで「補助エンジン」の位置づけです。現在働く会社での価値(評価)を上げること、また転職市場など社会的にみても価値(評価)を上げることは、効果的なことだと思います。

うれしいことに記事では私のことだけでなく妻のことも紹介して頂きました。少し記事補足をしておくと、人材価値向上として、あつまろのすすめで妻が簿記一級を取得し、現在は税理士資格学習に取り組んでいることをご紹介頂きましたが、実際には妻自身の自発的な行動です。私も学習する分野は違うのですが、お互い無理強いはしないですが、一方ががんばってる姿を見ると、自分もがんばろうというような勉強仲間みたいなものです。

あと、妻が今年正社員になってキャリア形成に取り組んでいるということもご紹介いただいたのですが、実は一般職から総合職への職転で活躍の場を広げたというのが事実です。やっぱり妻も勤め先を通して自身の専門性を高めて、役割の場を広げることができるのはうれしいことです。

ちなみに本題の資産運用については、「インデックス投資では目標到達し得ず、ロマンがない」というご紹介を頂きましたが、私自身もインデックスファンドやETFを保有していますし、まったくインデックス投資を否定する気はありません。ただ、個別株投資の方が夢やロマンを感じることのできる私の性格にあった投資法ということです。

日経マネー 2011年 07月号 [雑誌]

ちなみに3月には、あるじゃんにもご紹介して頂いてました。投資名人として、見開きで2ページで自分なりの投資ルールや銘柄選びのポイント、ポートフォリオを参考として取り上げて頂いてました。両紙ともに紹介して頂いたのはゴールが資産3億円ということ。見通しは全くたっていないので、有言実行だったと言える日が来るといいのですが・・・

あるじゃん 2011年 05月号 [雑誌]

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私の英語学習法

あつまろです。

2010年10月から本格的に英語学習を再開して半年超が過ぎました。ここまで走りながらも自分なりの勉強法の型ができてきました。今回はそれを文章にして整理していこうと思います。今回はブログの本来のトピックである資産運用から今回は外れた話題になります。

「成功に必要不可欠な3つの要素」

英語の成功にむけて必要不可欠な要素は何だろう?私は次の3つを挙げました。 1.目標設定 2.学習時間確保 3.楽しめること

「1.目標設定」 私は目標を目指して走ることに喜びを感じるタイプです。中期的な目標は会社の制度の下、海外大学への短期留学に行くということをゴールとしました。2011年今年の目標はTOEIC860。TOEICが全てだと思いませんが、ひとつの基準として数値化されてわかりやすいです。また、会社の海外留学の応募条件にもなるので必要不可欠です。ちなみに昨年学習前に受験したときのスコアは520。とても大きなハードルです。

「2.学習時間確保」 質の高い学習が必要なのは言うまでもないのですが、いくら質が高くても量がないと効果が薄いものです。また、私は量が質をつくるということを信じています。現に学習を続けながら、どのような学習方法がいいのかということを自問自答して自分なりの学習方法を確立しています。2011年は学習時間1000時間を確保することを目標としています。実際にやってみると1000時間の確保は難しいもので学習ペースは遅延しています。5月中旬現在で340時間です。

「3.楽しめること」 楽しめること、それは集中力を呼び質の高い学習となり、長時間継続できる秘訣だと思います。勉強というと、苦しいイメージをすぐに連想しがちですが、私はできるだけ自分自身が楽しいかどうかを大切な要素としています。このため私はTOEICスコアアップに最も効果的なTOEIC試験対策本の類は、現時点まで面白くなさそうという理由だけで一切手を付けていません。これからご紹介する英語学習も楽しめる&効果がある(ありそう)ものを満たすものを前提にしています。

さて、ここから実際の学習方法をご紹介します。

「1.オンライン英会話」

ITの進歩は英語の学習を変えました。Skpeでマンツーマンのオンライン英会話が格安で受講できる機会が一般的になりました。特にフィリピンとの英会話スクールはたくさんあります。私は「ONE'S WORD(ワンズワード)」というスクールを選択しています。他オンライン英会話スクールと比較すると値段が高い一方で講師の質が高いという評判です(私自身はここ以外受講していないので、あくまで評判です)。

私はオンライン英会話だけで英語が話せるようになるとは思いません。英会話に期待していることは2点。

1つはモチベーション維持です。やっぱり一人で学習をしているとサボりたくなるときもあります。週末だけですが、英会話講師が私の学習を見守るコーチのような役割を果たしてくれています。私としてもやっぱり進歩しているところを見せたくなります。また、コミュニケーションをとることは楽しいことです。英会話を通してフィリピンとの文化や宗教観などの違いの発見があり、興味深いです。

もう1つはアウトプット(スピーキング)の機会。私の場合は仕事も含めて英語を使用する機会がありません。そのため、英会話はアウトプットができるよい機会です。英会話をしていると、聞いてわかる単語のうち、話として使用できる単語がいかに少ないかを痛感します。100対1くらいの差を感じます。理解度と定着度が違うのです。逆に言うと、英会話で話をできる単語や表現というのは、高い理解ができていることです。

「2.英語読書」

リーディングは私の英語の土台です。私はもともと読書が好きなので一石二鳥です。自分の面白そうな本を読むと、英語の学習をしているというより、本が面白くて次が読みたくてたまらないようになります。現在はアカデミーションを受賞した「英国王のスピーチ」の書籍を読んでいます。次は何を読もうかと考えるのも楽しいことです。次は日系英国人であるカズオ・イシグロの Never Let Me Go(邦題:わたしを離さないで)にチャレンジしようかと思っています。映画化もされた作品です。

Never Let Me Go (Movie Tie-In Edition) (Vintage International)

キリがいいので年間100万語を目標にしています。「多読王国」というサイトもあるので、ここに登録をして競争心を煽るようにもしています。洋書を読むとわからない単語が出てきますが、そういうときは電子辞書で調べるようにしています。気がむいたときに調べた単語の履歴を読み返すことで私の英単語記憶法ともリンクしています。最近の電子辞書はすごくて単語の発音をしてくれる機能があったり、例文紹介や英英辞典もあるので、あらゆる角度から英単語を深掘りできるようになっています。

「3.NHKラジオ講座」

英会話がスピーキング、英語読書がリーディングだとすると、NHKラジオ講座はリスニングの主軸です。現在私は2種類のアプローチをとっています。ひとつは毎月の講座受講。

NHK語学番組」というサイトで一週間分のラジオ放送が聞けるので聞くようにしています。当然のことながら毎回違うインプットになります。

もうひとつは過去に発売されたNHKラジオ講座をCDブックで購入し、こちらは何度も何度も反復して聞き込みます。また、単に聞くだけでなく音読やリピーティング、シャドーイングもします。文章丸ごと記憶するくらい聞き込むようにしています。この発想は、「音読パッケージ」サイトの影響を色濃く受けています。
NHKラジオビジネス英会話-高橋修三ヘッドハントされる (NHK CDブック)

また、NHKラジオ講座は私にとってはレベルが高いのですが、杉田敏氏を選択しています。ビジネスの現場を題材にしており、読み物としても非常に価値があるものだと思います。正直、日本語ででも読む価値があります。ちなみに杉田敏氏はジャスダックに上場しているPR会社プラップジャパンの社長です。3年前になりますが、ブログでも取り上げています。「プラップジャパン(2449)

「4.オンライン教材」

ネット上には優れた教材がゴロゴロ転がっています。無料ですし、気分転換にもなりますし、コンテンツも優れたものがあるのですから、これを活用しない手はありません。

ニュースサイトではBBC、CNN、Wall Street Journal、The Economistにはリーディング教材ともなる記事や、リスニング教材にもある動画記事もあります。

他にも面白い教材はたくさんあります。最近はTEDにはまっています。TEDは年一回、講演会を主催しているグループで、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物が講演を行っています。世界超一流の人たちが講演をしています。クリントン元大統領やビルゲイツ氏なども講演をしています。非常に質が高いので英語を抜きにして見る価値はあります。また、幸いなことに字幕も選択できます(日本語は全てに対応しているわけではありませんが)。私は字幕なしでチャレンジしてみたり、英語字幕でチャレンジして、後で日本語字幕で読み返してみたりと楽しんでいます。

ひとつサンプルを挙げておきます。「パトリシア・クール 「赤ちゃんは語学の天才」」日本語字幕付きで10分くらいです。


「5.その他教材」

その他、学習の準レギュラー教材です。気が向いたときにやるようにしています。

ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 (語学シリーズ)
文法の学習は気が乗らないのですが、大西泰斗氏の本はすごく読みやすいです。前置詞のイメージ紹介など、これまでと違う見え方ができます。

英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる
発音はこれを使っています。音読していても我ながら発音が下手くそなので、たまにコンチキショーと思ってやります。が、やったりやらなかったりを繰り返しています。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
スピーキングへのアプローチです。簡単な日本語文章を読んで、英語で話すという訓練です。正直、単調で面白くないのですが、簡単な文章を何度も何度も反復するとは大事だなと思って、週に1,2回程度お風呂に持ち込んで20分くらい読んでます。お風呂は絶好の音読の場です。

今後はこれ以外にTOEIC試験をどんどん実践していこうと思います。2011年5月末に受験します。前回520くらいで半年以上勉強したし200アップで720くらいにならないかなぁと狸の皮算用していますが、さすがに現実は厳しいでしょう。

「さいごに」

英語を学習していると不安になることがあります。このやり方でいいのだろうか?果たして自分は成長しているのだろうか?目標は達成できるのだろうか? 

いろんな人の意見やアドバイスを聞くのは大切ですが、人それぞれのスタンスがあるので、自分にあったやり方は自分で模索すればいいと思います。 TEDで字幕なしでだいたいの意味を理解できた気になって満足感を得ることもあります。
私自身はまだ成果を挙げていない途上にいる人間ですが、ちょっとした成長に喜びを感じること、自分を信じること、そして何より英語学習そのものを楽しむことが英語上達の大切な要素だと思います。

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2011年の取引履歴

あつまろです。

2011年になっていくつか取引をしたので振り返ります。

3月 マニー(7730) 買い

何年もの間チェックし続けていた銘柄です。東日本大震災で株価が大きく売り込まれたとき、「いまこそ我々長期投資家の出番だ!」という思いで買いました。さらに売り込まれるリスクを見越してジャブ程度の買いで終わってしまったのが残念です。

4月 タイ株ファンド 売り

保有期間は4年程度でしたが、タイの株価も相当上がっていたこと、ファンドの手数料を考えて売りました。今後も外国株式はどんどん買うつもりです。できる限り個別株式投資をしていくつもりです。

5月 江蘇高速道路(中国株00177) 買い

2004年から保有しはじめて、もう7年目になります。当初投資したときから株価も2倍超に増えてきています。追加買いの機会をさぐっていましたが、今回ついに買い増しをしました。株価下落を待っていましたが多少妥協した株価で投資しました。高速道路はストック型ビジネス。配当利回りは5%を超えており、安定した収益源としてみなしています。

上記以外にも米ドルを中心に現在は円高水準にあると見て、毎月外貨預り金への両替は定期的に実施しています。外貨預り金は外国株の待機資金としています。円高時に両替しておくと、あとは気になる企業の株価が下がるのを待つことに専念できます。

昨年の実績も購入2銘柄、売却1銘柄です。今年は上半期だけで既に取引数は同水準です。他の投資家と比べて保有期間も長いですし、取引回転率も非常に低いのが私のスタンスですので、この取引数だけでも今年はそうとうアクションを起こしている気がしています。

今年後半も米国株、中国株、日本株に対してチャンスがあればどんどん投資したいと思っています。ただ、米国株なんかは堅調な株価水準で、手が届きにくい状態です。臨戦態勢は整えつつ、時が来るのを待つというスタイルです。

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コモンズセミナー「ローソン新浪社長」

あつまろです。

コモンズ投信主催のセミナー 「Commons Executive Outlook 」として、ローソン新浪社長を迎えたセミナーに参加してきました。 コモンズ投信がファンドの投資先である企業の経営者にビジョンを語ってもらって、ファンド投資家とQ&Aをしようという素晴らしい取り組みです。口座開設者は無料で参加、未開設の人も1000円の参加費を払えば出席できます。

Q&Aの時間が8割を占めました。気になったところをメモをとりました。それぞれの言葉に対して私の感想を付けて紹介していきます。

commons


「震災」

新浪社長:東日本大震災では被災地を最優先して取り組みをした。企業はソロバンを忘れるわけにはいかない。まずは東日本を正常に戻して将来販売する場所を取り戻すことを優先すべきと考えた。

あつまろ:震災においてローソンを始めとした企業は採算度外視した行動をとったが、本来は採算度外視した福祉活動が企業の本質ではないと思います。ビジネスを継続するためには利益が必要です。当然、自社の財務状況を鑑みた範囲の復興支援であるべき。また将来に利益をとるということを考えない経営者は経営者失格だと思います。新浪社長は当然そのことは理解しています。

「人材育成」

新浪社長:ビジネスの変換を起こせるミドルマネジメント層を強化する。そのためには若い世代(30〜40代)を検知知事(地域のリーダーのことと思われる)に採用し、クリティカルディシジョンメイキングの機会を与える。
参加者:それらの層には実践の前に、どのようにしてローソンの哲学(理念)を伝えているのか。
新浪社長:ローソンユニバーシティー(大学)で教えている。そこでは基本的に参加者が主体的に考えるように仕掛けている。
参加者:次期経営者をどう育てるか
新浪社長:競争をして成果を出した人に任せる。社内で皆が認めるような人物。
参加者:採用の考えは。新卒学卒採用が多くて、マスター卒には厳しい印象である。
新浪社長:中途はけっこうとっている。本読んで論文書いてることよりも、行動を伴って考える人を採用したい。実際に採用した「青年海外協力隊で新興国で◯◯をしてきた」という人物にあうとオーラが違う。そういう人はどんどん採りたい。

あつまろ:育成にはすごく力を入れている印象です。企業は結局のところ人材が命であり、そこをどう底上げしていくのかは永遠のテーマです。30代などの若手にチャンスを与えている実例は、今回セミナーで初めて知って勉強になりました。

「経営戦略」

新浪社長


新浪社長:既存のコンビニモデルは顧客が若い男性がメイン。高齢者や女性など、これまでコンビニが心をとらえきれていなかった層にアプローチしていく。生鮮コンビニなどの業態やプレミアムロールケーキなどの商品がその一例である。タニタと組んで「医食同源」という観点からアプローチもしていく。原材料も自分たちで調達する。生クリームなんかは自前で調達し、自分たちが納得のいく製品を作っている。
業績も上げていきたい。収納代行などはビジネスとしてはおいしくないし、できればやめたいくらいだが一度やるとやめれないもの。からあげくんなど店舗内調理フードなどは利益率が高い。収益を高める努力もしてROEを高めていく。
参加者:投資家も損切りは難しい、ビジネスにおける事業撤退の基準はあるのか?
新浪社長:おにぎりの商品レベルでは撤退があるが、事業となれば絶対にやめることはしたくない。ローソンストア100は社内で猛反対にあったが絶対にやるという決意。絶対に成功する、させてやるという決意でやっているので、そう簡単に撤退はできない。
参加者:海外展開は?
新浪社長:海外展開はリスクが大きい。現地の文化(とくに食文化)を知ることが大事である。いまは中国を中心に出店していく。中国民族系コンビニは売り場だけ真似をしていて物流や工場の仕組みがないため、どこも儲かっていないので脅威はない。むしろ日系コンビニの方が脅威である。国内も開拓余地が大きい。まだまだ伸びしろがたくさんある。

あつまろ:「顧客を創造する」=需要を創りだすという実例はローソンで見られることですし、新浪社長の情熱が伝わってきました。私がもっとも共感したのは、絶対撤退したくないということ。客観的には撤退した方がいいと思うことがあるかもしれないですが、不退転の決意と情熱がないとビジネスは成功しないと思います。それは投資家だって同じです。投資先企業に強い愛着を持ちます。うまくいっていなくても絶対この企業は成功するという信念を持っています。それが時には不合理な選択となっていることはあるでしょうが、そういうスタンスで投資することはトータルとして合理的な選択だと思うのです。

「加盟店」

新浪社長:ローソンの加盟店オーナーになることが競合他社よりも最も加盟店が儲かることになると信じている。どんどん加盟店を増やしたい。直営店より加盟店の方が、責任感が強くなる。一国一城の主のイメージ。最近は加盟店オーナーには一国一城に留まらず10店、20店やっていってもらいたい。我々のビジネスは加盟店の成功モデルを横流しするようなもの。オーナーも若い世代が台頭してどんどんやってもらいたい。

あつまろ:震災においてローソン本部と加盟店との距離感は他コンビニチェーンよりも近いという印象を持ちました。経営、社員、加盟店という3者の権限と役割におけるベストの間合いはどこなんでしょう。各コンビニは永遠い模索し続けるテーマですね。

「店舗の魅力」

参加者:店舗が客を惹きつけるにはどうすればいい?
新浪社長:心の思った接客。良い商品。清潔な店内。当たり前だがこれに勝るものはないと考える。

あつまろ:先日ブログでも取り上げた日本マクドナルドの原田社長が就任した1年目の施策である「QSC」の徹底を思い出しました。QSCとは「Quality」(品質)、「Service」(サービス)、「Cleanliness」(清潔) ビジネスに奇策なし。経営者が現場の基礎を、最重要と位置づけていることを知るとうれしくなります。

新浪社長。良識と情熱を兼ねた経営者という印象です。こういう経営者が多くいると日本のビジネスは世界でも存在感を示し続けることができると思いました。

(コモンズ投信関連記事)
2009年9月記事
独立系の直販投信シリーズ(コモンズ30ファンド)
2010年2月記事
コモンズセミナー「投資先企業との対話 コマツ編」
2010年5月記事
コモンズセミナー「投資先企業との対話 シスメックス編」
2010年12月記事
コモンズ投信 吉野永之助氏
2011年2月記事
コモンズ投信ファンドマネジャーと語ってきました

(ローソン関連記事)
2011年4月記事
投資対象としてのコンビニ
コンビニ業界の現状
コンビニ各社の成長戦略


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読書感想文☆ストーリーとしての競争戦略☆

あつまろです。

話題になっている「ストーリーとしての競争戦略」を読みました。

株式投資をしている私としては、個別企業のストーリーをふんだんに使われている話を聞いて、すごく興味を持ちました。実際に読んでみても、スターバックス、ガリバー、マブチモーター、サウスウェスト航空、セブンイレブンなど多数の企業が紹介されています。

Amazonでは手厳しいレビューが多いようでしたが、私は良書と思いました。ですが、この本を読んで活かすことができる人は何人いるでしょう。とても読みやすい本なので読書として楽しむことはできますが、一番効果的なのは自分なりに咀嚼して投資や仕事などに使うことだと思います。が、それは読後に地道に続けることで考え方を定着させることができそうです。

以下は、私がこの本を読んで印象に残ったポイントをピックアップしました。

競争戦略を2つの異なる「流派」がある。

ポジショニング(Strategic Positioning)による戦略と
組織能力(Organizational Capbility)による戦略である。

ポジショニングは「他社と違ったことをする」という考え方、
組織能力は「他社と違ったものを持つ」という考え方。

現実の戦略はポジショニングと組織能力の組み合わせが普通であり、
両者を縦軸横軸にしてマトリックスで考えるとよい。

日本企業はポジショニングよりも組織能力に基礎を置いた戦略に傾斜してきた。

ストーリーという視点は、戦略をつくる仕事を面白くする。
どんな戦略ストーリーでもエンディングは「持続的な利益創出」というハッピーエンド。

ストーリーを組み立てる柱を5Cと定義する。

1.競争優位(Competitibe Advantage)
→ストーリーの「結」、利益創出の最終論理

2.コンセプト(Concept)
→ストーリーの「起」、顧客価値の定義

3.構成要素(Component)
→ストーリーの「承」、競合他社との違い

4.クリティカルコア(Critical Core)
→ストーリーの「転」、独自性と一貫性の源泉
「賢者の盲点」・・・それだけを見ると非合理だが、ストーリー全体の文脈では強力な合理性を持つ

5.一貫性(Consistency)
→ストーリーの評価基準、構成要素の因果論理

フェラーリーはニッチな無競争で生きている
需要より一台少ない数をつくるという絶対的な社訓がある。

スターバックスはコーヒーの香りでゆっくりリラックスするという
「第三の場所」というコンセプトがある。
当初から禁煙。注文を受けた後で、ゆっくり時間をかけてコーヒーを淹れる。

優れた戦略ストーリーは必勝の方程式はない。
定義からして「他にないただ一つ」であるべき。
それは面白い映画シナリオを書く必勝の方程式がないのと同様である。

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

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マクドナルド戦略的閉鎖

あつまろです。

今回の記事における主役は日本マクドナルド(2702)です。まずは、このニュースから見ていきましょう。

「外食売上高、ゼンショー首位に、日本マクドナルド抜く。」

という記事が日経新聞2011年5月11日に載りました。ゼンショー(7550)が主力業態「すき家」の既存店売上高が17%増えたということ、牛丼価格引き下げ効果による客数増加により、同社の売上高は3707億円と11%伸び、マクドナルドの3237億円(10年12月期)を逆転。

この記事をみた人はどう思うんでしょう。「ふーん、ゼンショーすごいね」が多そうです。また、吉野家や松屋と比較した好みを連想する人もいそうです。なかには「マクドナルドは落ち目なのかな」とあえてマクドナルドに視点を移して考える人も少数かもしれませんが、いるでしょう。

じつは、このニュース。 ゼンショー「勝ち」、マクドナルド「負け」という単純な見方はできません。ゼンショーは数年前よりM&Aも積極的に利用して、トップライン拡大(売上増)を目指しています。一方でマクドナルドは経営改革に舵を切って、短期的な売上減少を覚悟した上で大規模店舗閉鎖に踏み切っています。その結果、約400億円の減収となっています。

ゼンショーとマクドナルド、売上以外の利益というモノサシを比較すると違った見方ができます。営業利益を見ると、ゼンショーが176億円、マクドナルドが676億円と3倍超の差があります。純利益ではゼンショーが47億円、マクドナルドが78億円となっています。収益性からみるとマクドナルドが上回っています。

さて、ゼンショーとの比較はここまでにして、この後はマクドナルドの取り組みを紹介していきます。

「戦略的閉鎖」

戦略的閉鎖
(出典:日本マクドナルド株主総会プレゼン資料)

すごいインパクトのあるスライドです。マクドナルドは全店舗の10%超を閉鎖するという大胆な戦略です。閉鎖対象として良い業績が出ていない店舗はもちろんのことですが、驚くのは業績がよくても閉鎖するという方針です。どういう基準かというと、店舗スペースが小さくて満足な商品ラインナップを提供できなかったり、不適切な立地にある店などを閉鎖するとのこと。

「寸を屈して尺を伸ぶ」=小さな利を捨てて大きな利を求める動きです。個別店舗の売上利益を捨てても、マクドナルド全体のブランドイメージを優先するという思いが伝わります。

この結果、店舗数削減と反比例して店舗あたりの売上は高まる見込みです。

店舗あたり年商
(出典:日本マクドナルド株主総会プレゼン資料)

「顧客の創造」

ドラッカー氏は、「事業の目的は、利益を上げることでなく、顧客を創造することである」と言っています。私が見るに、日本マクドナルド原田社長はこの言葉に沿ったアクションを起こしているように思えます。

100円マック
(出典:日本マクドナルド株主総会プレゼン資料)

「24時間営業」「ドライブスルー店舗」」を増加することによって、顧客が訪れる機会の提供。
「100円マック」「平日ランチの特別価格メニュー」による価格に反応する顧客への提供。
「ビッグアメリカンシリーズ」に代表される高価格帯で魅力的な商品の提供。
「スペシャリティーコーヒー」による、カフェ需要に対する提供。
また、DSやドコモとコラボによる新サービスで商品以外の面で新たな価値提供。

「しっかりした基礎づくり」

私は日本マクドナルド原田社長を高く評価しています。ここまでの話題は、リストラ・新商品・新サービスという話をしてきましたが、本当に評価できるのは、基本がしっかりしていることです。

彼は2004年にアップルから日本マクドナルドの社長に就任しました。その頃は日本マクドナルドはディスカウントばかりで勢いを失っていました。彼が最初に取り組んだのは、「QSC」の徹底です。QSCとは「Quality」(品質)、「Service」(サービス)、「Cleanliness」(清潔)です。既存の商品、サービスの見直しによる改善、店内の清潔すること。外食産業における当たり前のことに1年間取り組んだ結果、7年連続売上減少をストップさせたのです。

そして当時も今も重視するのは、人材への投資。すなわち従業員教育です。
決算報告では、従業員満足度も公表しています。

ES
(出典:日本マクドナルド株主総会プレゼン資料)

「クルー開発プログラム(CDP)」によって業務知識だけでなくチームワークも従業員に教育する。
「ハンバーガー大学」の戦略的位置づけの高めて、従業員にビジョンを共有する。
「オールジャパン・クルーコンテスト」サービスやオペレーションスキルの日本一を決めるコンテスト開催し、従業員のモチベーションの高まりを狙い。

ちなみに従業員のトレーニングツールはニンテンドーDSを利用した「eSMART」という仕組みだそうです。これ、市販されたら、どんなものだろうと買う人が出てきそうですね。
e-SMART
(出典:日本マクドナルド株主総会プレゼン資料)

基礎がしっかりすることは口で言うほど簡単なことではないです。しかし、それをしっかり成し遂げてきています。土台がしっかりしているからこそ、いろんな戦略が功を奏するわけです。

投資対象という切り口で見た場合、日本マクドナルドは魅力的かと言われると、太鼓判を押すまではいきません。やっぱり日本においては成長余力に限界があるので、どんどん海外展開をしている本家の米マクドナルド(MCD)の方が魅力を感じます。また、日本マクドナルドは優待狙いの投資家(または消費者)からも熱視線を受けてあまり株価に割安感はありません。この点も米マクドナルド(MCD)の方が魅力的に感じます。

ただ、原田社長の方向性というかビジョンは、正しい方向に向かっていると私は感じます。投資してもそれなりのパフォーマンスは出せそうではあります。

参考記事:「マクドナルド I'm loving it ?
参考記事:「世界市場で成長する企業の見つけ方

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マクドナルド I'm loving it ?

あつまろです。

先日ブログで「世界市場で成長する企業の見つけ方」という記事で、日本市場で存在感のある外国企業がその候補になりうる、ということで身近な事例としてマクドナルド(MCD)をご紹介しました。

アンチマクドナルドのスタンスとしていくつかコメント頂いて、マクドナルドというのは、好き嫌いで分かれているビジネスだなとあらためて気付きました。今回の記事ではマクドナルドにフォーカスをして、私が把握している情報とコメントを発信してようと思います。

いくつかネガティブイメージを挙げます。


「不健康」

マクドナルドは不健康のシンボルでもあります。映画「スーパーサイズ・ミー
」では、スパーロック監督が1か月間、すべての食事をマクドナルドのメニューで摂って、体はどうなるのかを体験するドキュメンタリーが人気だったようです(私は未見です)。ネットで検索してみると「30日間マクドナルド生活
」という日本人の体験レポもあります(なかなか面白かったです)。

カロリーも高く、塩分も多く、清涼飲料など糖分が多く、(食物繊維やビタミンなどの)栄養価が低いというのがマクドナルドの食事へのイメージです。

「こどもへの悪影響」

マクドナルドは別の見方をすると「世界のおもちゃ屋さん」でもあります。日本では「ハッピーセット」と言われるおもちゃ付きセットは子どもに圧倒的な支持を得ています。幼い子どもがいる知人も、子どもにせがまれて休日にはマクドナルドでハッピーセットを購入すると言っていました。実際に休日のマクドナルドは家族連れを多く見かけます。 食べ物の好みは子供時代で決まると言われています。(最近は子宮にいるときから影響するという説も)
幼いときから刷り込みをしてマクドナルドへのロイヤルティー(忠誠)を高めることを狙うともに、ファミリーでの需要を取り込もうという戦略です。

じつは、このような事実に対する批判の声も大きく、アメリカのカリフォルニア州は昨年2010年11月に、日本でいう「ハッピーセット」にあたる高カロリーおまけ付き子供用セットメニューの販売を禁止する条例が出されています。昨年このニュースをはじめて聞いたときは、なかなか衝撃でした。 もし、あなたがこの条例に賛成するか反対するかと問われるシーンがあればどのような選択をしますか?
happy set

(出典:日本マクドナルドHP)

「ファストフード中毒」

「マクドナルドなんて人の食べるものじゃない」と思う人がいる一方で、熱烈な支持者もいます。安くて、早くて、おいしいと3拍子揃っているからと、1週間のうち何回もマクドナルドで食事をする人もいます。マクドナルドでもパレート(80対20)の法則が適用されそうです。マクドナルドで食事する2割の人が売上の8割を占める、といえば大げさに感じるかもしれませんが、あながち間違っていないんじゃないかと思います。
熱烈な支持者、すなわちマクドナルド中毒になった人がいるとします。どのような人をイメージしますか?あくまで私のイメージですが、太った帽子を被ったアメリカ人(白人)がバーガーを食べている姿を想像してしまいます。

マクドナルド中毒=太っていて不健康=自己規律の効かないだらしない人、というイメージ(偏見)を持ってしまいます。
私はマクドナルドの食べ物はけっこう好きな方ですが、そんな私ですらそんなイメージを持っています。これは何を意味するのかというと、だらしない人がマクドナルドに集まっている、もしくはマクドナルドが人を堕落させるというような漠然としたネガティブイメージを与えている気がします。

「マックジョブ」

私が学生の頃には、マクドナルドは高校生や大学生がキャピキャピとアルバイトする場所という華やかなイメージでした。しかし、そのイメージはだんだん変わってきています。
wikipediaからマックジョブについての説明を一部抜粋します。

低賃金、待遇劣悪(長時間労働、異動転勤当然)、マニュアルに沿うだけの単調で将来性のない仕事の総称。一般に、ファーストフード店などの創意工夫を必要としない機械的な動作を繰り返す業務を指す。「マック」はハンバーガーショップのマクドナルドにちなむ。


この言葉はアメリカなどにおいて中産階級がかつて就いていた職が削減されていることを強調するために使われている。かつてブルーカラーやホワイトカラーとして働いていた人々が職を失った。年配の失業者にはスーパーのレジ打ちやマクドナルドの店員、パート労働といった非熟練労働以外の選択肢がないのである。


im loving it「マクドナルドという企業の是非」

マクドナルドはネガティブなイメージを保有しています。しかし、もし仮にマクドナルドをこの世から締め出すことができれば、世の中がよくなるかというと、決してそうではないと思います。これだけのネガティブイメージを持ちつつもマクドナルドが繁栄しているのは、人間の欲望を満たすサービスをしていることの表れになります。

マクドナルドへの株式投資という視点で見ると、どうなるでしょう? カリフォルニア州の事例におけるように政府自治体にすら嫌われている(狙われている)という事実、不健康のイメージなどのネガティブイメージ。あきらかに多くの投資家が敬遠する要素があります。 ということは・・・ん? 何かを思い出しますね。タバコ会社です。

タバコ会社はもっと極端です。多くの悪材料があり、投資家に敬遠されて株価は常に割安。一方で世界中の愛煙者のハートをがっちり掴んで業績は好調。結果として投資におけるパフォーマンスという意味では非常に優れいているという事実です。
参考記事:「黄金銘柄 フィリップ・モリス

私はタバコがキライなので、いくら有望だとしてもタバコビジネスに投資しません。が、マクドナルドは熱烈なファンではないものの、どちらかというと好きなので、投資対象として見るのも面白いなと思ってきました。

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