あつまろのこだわり資産運用

個人投資家。長期的な視点で資産運用に取り組んでます。

2011年02月

自分の中にルールがあるんだ。

あつまろです。

長年、第一線でプレーしているトップアスリートから学ぶことがたくさんあります。

才能だけでは長期間活躍することはできません。長年プレーできるのは、プレーへのモチベーションの高さ、学習意欲、そして自己管理(セルフマネージメント)によるものです。

野球においては工藤投手。47歳(今年48歳)で昨年に西武から戦力外通告を受けて現在はフリーですが、今年は浪人して治療に専念すると宣言しています。50歳を目前にして驚くばかりです。来年活躍する姿が見たいです。
余談ですが、工藤投手の奥様は食事(栄養)を全面にサポートしていて、食材のこだわりなどは尋常ではありません。沖縄などのキャンプ中には毎日自宅から飛行機でお弁当を届けに通ったそうです。

サッカーについては三浦知良選手(カズ)。今月には44歳を迎えますが、今シーズンもJ2横浜FCでプレーします。そのカズは日経新聞にコラムを書いています。2月11日(金)付の彼のコラムに強く共感することがあったので、今回はこれをご紹介します。

この時期はアルコールは口にしない。オフだろうとオンだろうと、自分の中にルールがあるんだ。内なるルールは破らない。飲まないと決めた場面で飲んだとしたら、ストレスになってしまう。自分に負けた、と。
自分の中のルール。私は普段から「自分との約束」という言い方をして、実践しています。他人に対しての約束であれば言い訳ができますが、自分との約束であれば偽ざることはできません。それでも時々、私は自分との約束を守りません。そういうときは自分に負けた、と私も思います。

カズは続けます。
試合をし、練習し、食事し、休む。26年間ずっとこれを繰り返し、そこで学んできたルールと生活パターンがある。それに漬かっていること、そのものが楽しいんだ。
自分なりのリズム、良いサイクル。もちろん苦しいときはあります。 実際、カズの出場機会は年々減ってきています。でも、それでも前を向いてもっとうまくなろうと毎日を過ごしているようです。

毎日毎日を自分なりにこなしていくこと。それが大事ですね。
すごく勇気が湧いてきました。

長年、第一線でプレーしているトップアスリートから学ぶことがたくさんあります。

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個人投資家がプロに勝るポイント

あつまろです。

前回に引き続き、「個人投資家VSプロ」というテーマです。前回はアメリカで最も成功したファンドマネージャーと言われている「ピーターリンチ」の言葉からヒントを探してきました。前回のものに加えて、私自身がファンドマネージャーと対話を通じて思ったことを加えて個人投資家ならではのメリットを3つに集約しました。

「1.短期志向でなく、長期志向で投資ができる」

長期志向のファンドであっても、短期間でTOPIXや日経225などと比較してパフォーマンスがどうなっているかを検証し、開示しています。ファンドマネージャとしては短期でも長期でも全期間でパフォーマンスを出し続けたいという欲が出てきます。その結果、短期的には下がるリスクがあるが、長期的には期待できる銘柄といった逆張り投資をするには、短期的なパフォーマンスが傷つくのを恐れてしまいがちです。

その一方、個人投資家は気楽です。10年後までには花咲くだろうと思えば、買った後は、短期的なパフォーマンスを確認して心を痛めることなく、そのまま放置することもできます。
例えば、いまバッドニュースが出て市場に投げ売りされているけれど、ビジネスとしてのポテンシャルがあり、経営ガバナンスもしっかりしていると思えば、逆に今はチャンスだと思って、投資をした後はデーンと微動だにせずいればいいだけです。「桃栗三年柿八年 」のことわざを思い出します。

「2.説明責任が不要」

ファンドマネージャーやアナリストであれば購入の理由を明確にして説明が必要です。そして面倒なことに短期的にパフォーマンスが悪い銘柄であればあるほど、風当たりが強くなります。

個人投資家の場合、基本的に説明責任がありません(ご家庭によっては、家族に対して説明が必要かもしれません)。 銘柄選びは、言語化できない第六感のようなものもあるでしょうし、企業が好きで応援したいから、というような理由もあるでしょう。 理由を言語化して周囲に説得させる必要があれば、自分の直感的に良いと思う銘柄への投資をあきらめるかもしれません。しかし、そのような銘柄も良いパフォーマンスを出すチャンスがあります。個人投資家には基本的に自分自身さえ納得すれば投資ができるのです。

「3.自由に投資ができる」

直販投信で国内外株式への投資を可能というファンドも、実際には国内株オンリーで運用していることが大半です。なぜかというと海外リサーチ体制がとれないからです。国内だと経営陣と対話ができますが、海外だとそれができないず、我々個人投資家とほぼイコールの状態です。その結果、ファンドマネージャーが海外株式で良い銘柄があるなと思っても実際には投資ができません。

また、投資対象のメインを株式にしているファンドであれば、株式市場が高騰しているときは、そういうときに限ってファンドにも資金が次々と流入してくるものです。買い時ではないと思っていても、預金として積み上げ続けるこことも難しいですし、上昇相場から降りるとTOPIXなどのベンチマークに負けることになるので、買い圧力が発生します。最近では高騰期には投資ポジションを減らすことを謳うファンドも出てきていますが、その場合、預金に対して信託報酬という名で手数料をとられるので、ファンド投資家からは不満の声が出るはずです。「なぜ預金に対して1%での信託報酬をとられるんだ!」といったふうに。株式市場の高騰期はファンドマネージャーはジレンマに陥らざるをえません。

個人投資家は何を投資対象としてもかまいません。私自身は国内株以外に米国株、中国株、韓国株を保有していますし、新興国ファンドも保有しています。

また、買わないのも売らないのも自由です。株式市場の高騰期には投資をしない選択肢もあります。私自身は約2年半追加投資をしない時期がありましたが、誰に何の文句も言われませんでした。ファンドマネージャーはとてもそんなことできません。

「さいごに」

ファンドマネージャと話をしていて、いかに彼らが負荷を背負っているかがわかりました。それは個人投資家が当たり前だと思っていたことが、実はプロよりも有利なポイントでもあると実感しました。私は個人投資家でよかったなと思うことがたくさんありました。
さて、前回と今回は個人投資家のメリットを中心として説明してきましたが、当然、プロならではのメリットもあります。個人投資家だと見落としがちなポイントもあります。プロに劣るポイント、そしてそれを補う方法については、また別の機会に考えていこうと思います。

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個人投資家VSプロ (ピーターリンチに学ぶ)

あつまろです。

コモンズ投信ひふみ投信と直販アクティブファンドのセミナーに参加したこともあり、ファンドマネージャを始めとするプロフェッショナルと、私のようなアマチュア個人投資家との間の差を考えるようになりました。プロならではの優れた点もある一方、個人投資家だからこその強みもいくつかあると感じています。

ブログを通して「個人投資家VSプロ」というテーマについて考えていこうと思います。

今回はアメリカで最も成功したと言われているファンドマネージャー「ピーターリンチ」。彼の著書「ピーター・リンチの株で勝つ」で「アマチュアの強み」という言及をしており、彼の言葉からヒントを探ってみましょう。

アマチュアは視点さえ間違えなければ、プロや全体の相場よりずっと好成績をあげやすく、有利だ。
冒頭でピーターリンチはこう述べます。では、アマチュアがプロよりも有利なのはどの点なのでしょうか。

「プロのデメリット」

プロたちと10倍株との間にはさまざまな障害がある。株式は、多くの機関投資家が適切と考え、同じ多数のウォール街のアナリストが推薦しないことには、投資できない。誰かが最初の投資を進めてくれないかと、皆で手ぐすね引いて待っているようなものだ。プロたちは、面白い銘柄を買う理由を探していると考えたら大間違い。ファンドマネージャーはそういう面白い銘柄を買わないための理由を探している。無名の会社によって投資収益を狙うよりも、損するとたかが知れている安定感のある会社で堅実さを望むものである。
容易に想像できますね。ポートフォリオ一部を魅力的ではないと思いつつ、安定的な企業を組み入れる。大胆な銘柄への投資を敬遠し、顧客や社内メンバに説明しやすい銘柄を組み入れる。そういうことはありえそうな話です。

ファンドマネージャーが掘り出し物を買おうと決めたとしても、特定の業種や産業への投資を制限するなどの規則や規定にひっかかって、あきらめることもある。
これも想像できます。例えば、タバコやパチンコなどの特定産業への投資ができないかもしれません。それは規則などでなく、好ましくない産業として暗黙のルールかもしれません。
また、ファンドによっては、環境やインフラ系などテーマ型ファンドがあり、これらを運用するファンドマネージャは他に魅力的な銘柄があってもファンドに組み入れることはできません。

概してファンドマネージャーの仕事時間の4分の1は、直属の上司と、究極の上司とも言える顧客への説明に使われる。
そうでしょう、そうでしょう。社内上司へ向けたレポート、顧客への説明。ファンドマネージャやアナリストが100%投資に専念できるわけはありません。投資するには必要な手続きが必要です。
が、私はこれは単純にマイナス効果だとは思いません。レポートを買いたり、説明したりすることで自分のアイデアが練りあげられることがあると思います。逆に個人投資家は「直感」的に投資できてしまうので、しっかり自分自身がなぜ投資するのかを深掘りする機会が少なく、感情的に投資してしまうことがあり、個人投資家が学ぶべき点もあると思います。

「アマチュアのメリット」

上記で述べてきたことと反対にアマチュアは、投資結果の批評を受けたり、投資の説明を求められたり、なぜ買うのかを説明するためのレポートにとられる時間は必要ない、とリンチは述べています。

1銘柄だけしか持っていなくても、誰も文句は言わない。よさそうな株が一つでも見つからなければ、株に全く手を出さず、時期を見計らうこともできる。
私もリンチのこの意見には全面的に賛成です。相場が過熱していたら投資をしなくてもいい、これはすごいメリットだと思います。逆にファンドマネージャは時合いが悪いときでもある程度はポジションをとらなければなりません。

意識的に自分の仕事や商店街などで起こっていることを見るだけで、市場参加者が気がつくよりずっと以前に、スゴイ銘柄を見つけることができる。自分の働いている業界の変化や、消費者としての情報を意識的に利用すれば、10倍になる株を見つけられるだろう。
日常生活など身近なところにヒントを得て、10倍増銘柄を探すリンチらしいメッセージですね。ですが、私も同感です。たまに個別株を調べてブログで紹介しますが、その業界を知る人からは私が知らないような情報や、私よりも深い考察を頂くことがあります。実は自分に身近なものにこそ、投資のチャンスがあるのでしょう。これはアマチュアだけのメリットではなくプロも含めた万人にチャンスがあるということですね。

「投資家へのアドバイス」

ピーターリンチから我々に対するアドバイスです。

一般投資家のなかには、町に言ってドーナッツを食べることが株式の基礎的調査の第一歩になる、と気づいていない人が多く見られる。かえって、何も知らないわかりにくい会社への投資のほうが安心していられるような変な投資家心理がある。
ドキッ、としませんか? 私も心当たりあります。

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知る人ぞ知る、ひふみ投信

あつまろです。

ひふみ投信は一部個人投資家で人気のある
アクティブファンドです。

私自身は名前くらいしか知らなかったので、実際の運用方針を知るためレオス・キャピタルワークス社主催のセミナー
「ひふみアカデミー」に行ってきました。

以下のストーリーで展開します。

セミナー前の情報
「1.ホームページからの情報」
「2.ポートフォリオと取引履歴」

セミナー後の情報
「3.セミナー・質疑応答サマリ」
「4.投資家にとってのひふみ投信」

1.ホームページからの情報

まず、セミナー参加前の予習としてHPから投資方針を確認しました。

投資哲学
•当ファンドの信託財産を長期的に成長させるために、世界経済、社会が変化し続けることを前提として、その変化に対して先見性を持って柔軟に対応します。
•また市場動向も常に変化し続けますが、特定の運用手法やスタイルにこだわらず、企業の価値と現在の市場価値との差(割安であること)やその企業の価値が時間とともに増加することに着目して、長期的な選別投資をします。
•人間は本来、社会に対して付加価値を創りだすことができますが、企業においても経営者や従業員をはじめとした多様な関係者(ステークホルダー)が各企業における独自の価値を創造し得ることを信じ、その企業の価値変化の可能性を、豊かな想像力を持って判断します。

ん〜、哲学だから仕方ないのかもしれませんが、なかなか投資スタンスのコアがわかりにくいです。
「柔軟に対応」「特定の運用手法やスタイルにこだわらず」「豊かな想像力を持って判断します」など

ひふみ投信の投資態度
1.国内外の長期的な経済循環や経済構造の変化、経済の発展段階等を総合的に勘案して、適切な国内外の株式市場を選びます。
2.選ばれた国内外の株式市場のなかで、長期的な産業のトレンドを勘案しつつ、定性・定量の両方面から徹底的な調査・分析を行ない、業種や企業規模にとらわれることなく、長期的な将来価値に対してその時点での市場価値が割安と考えられる銘柄に長期的に選別投資します。
3.長期的なリスクとリターンの関係を考慮して、銘柄数・組入比率等を決定し、分散投資することにより、信託財産の成長を目指します。
4.株式以外への資産への投資割合は、原則として、信託財産の総額の50%以下とします。
5.ファンドの運用にあたっては、短期的な成績向上を狙うような投資は行ないません。したがって、運用成果について目標とするベンチマークは設定しません。

「1」国内の株式市場に限定せずに外国の市場にも投資対象の可能性を持つというのは良いポイントです。ただし、本当に外国株投資をするにあたっての実際の運用体制を構築するのは口で言うほど簡単なことではありません。これはコモンズファンドなど他ファンドにも言えることです。
「4」この記載は逆に読むと、株式以外の資産を50%まで保有するという考え方であり、理にかなっています。株式市場が高騰しているときこそ、新たな資金を株式に投じないというのは、あるべき姿だと思います。
「5」ベンチマークを置かないのも個人的には賛成です。が、実際には運用報告書を見るとTOPIXのチャートや騰落率が出ていて、思いっきりベンチマークにしているような気が・・・

2.ポートフォリオと取引履歴

現在のポートフォリオ1位が保育サービスのJPホールディングス。3位にはペット保険のアニコムホールディングス。他にもカカクコムや日本ツイッター事業を展開するデジタルガレージ。
また、約半年前の上位銘柄にはニコニコ動画のドワンゴ、ZOZOTOWNのスタートトゥデイと、比較的新しい成長(グロース)要素が強いと思う反面、次々にポートフォリオ上位が入れ替わっており回転率が早い印象です。

新ビジネストレンド狙いかと思う一方、自動車部品のユニプレスやティラドなどリーマンショック後で業績復活した渋い銘柄。四半期決算の業績上昇発表と株価上昇時に順張りで投資して成功しているようです。これもどちらかというと上げ相場に乗っかり、短期(1年未満)で益を狙っている感覚を持ちます。

コレ以外には、ポートフォリオ2位に静岡銀行とお年寄りが好みそうな銘柄。さらにはユニ・チャーム、任天堂、東レ、コマツなど強いビジネスを持つ企業群。このあたりは私も好きな銘柄群が並びます。その他、歯科医療機器を手がけるナカニシも入れてます。ここも渋い。アナリストの好みなんでしょうか。

分散を心がけているからでしょうか、ポートフォリオを見ると百花繚乱。内需も外需も取り入れて、どちらかというとグロース色が強い印象ですが、私のような個人投資家目線からするとポートフォリオから感じる個性(一貫性)を感じにくい不思議な印象を受けます。

私の理解を超えたこのような運用こそが、運用哲学にある「特定の運用手法やスタイルにこだわらず」「柔軟性」というメッセージの体現かもしれません。私はここまで下調べをした状態でセミナーに向かいました。

セミナー・質疑応答サマリ

①運用体制

リサーチメンバは5名体制。シニア2名 中堅1名 若手2名。若手2名の成長が著しく彼らのアイデアが効いている。創業当初は4名体制で総務など兼務してきたが、いまは5名が運用に専念できている。

あつまろ:5名体制があるが銘柄選定はどのように判断を下すのでしょうか?
ひふみ:ある程度の裁量を持って決定しています。担当者がレポートを書いて、内部で説明をして話し合いをします。話をする中で気づくこともあります。ファンド責任者は社長の藤野です。

感想:どこのファンドもだいたいこのような決め方だそうです。人に説明することは意外と自分でも発見があるので個人投資家にないメリットかもしれません。30歳以下の運用者が2名いらっしゃって、若いのにかなりしっかりした印象でした。
一方でポートフォリオ全体を見た個性を感じにくいというのもある程度理解できました。5人の志向がそれぞれ盛り込まれた結果、あらゆる銘柄が並んだのだと思います。

②運用哲学

・アクティブ主義
企業の価値変化の可能性を想像力をもって判断
・柔軟性
時代の状況に応じた対応
・見えない価値を見つける力

あつまろ:見えない資産は具体的にどのように判断しますか?
ひふみ:見えない価値なので判断しづらいが、経営サイドとの話合いの結果の印象や、はがきアンケートの返信速度なども見ています。

感想:哲学はHPに載っているのと違っていて、現在も鋭意検討中だそうです。が、やっぱり哲学は曖昧な印象です。私の場合、「・・主義」「・・性」というのは、もやっとした印象を受けます。挙げられている「見えない価値」というのは決算書に現れにくい大事ですが、質問の回答を聞いても具体論に乏しい印象でした。
私個人としてのチェックポイントは、経営理念の浸透度、企業文化(DNA)やブランド、販売網、参入障壁の高いビジネスか、経営者に依存しないビジネスモデルか、買い手(顧客)や売り手(仕入先)との交渉力をもつポジションにいるか、従業員の給料(低すぎないか)などを書きだして自分なりにチェックするようにしています。

③運用方法

2つある。
a) RSMという独自スクリーニング基準(探知機という表現もあり)
RSMの軸は、ディープバリュー(割安)、業績伸び率の兆候、チャートの3つ。
b) 一本釣り
個別企業と出会って優れた企業を文字通り一本釣り。

感想:この説明でポートフォリオと取引履歴の意味がわかりました。要は定量評価(スクリーニング)が主なのですね。RSMの3つの基準を見ていると、新ビジネスや復活銘柄などのポートフォリオの意味がわかりました。

私の印象ではひふみ投信は半期ごとで益を出す回転率の高い運用です。実際にはロングスパンを見ているようですが、ここまでの結果を見ると結果としては短期で成果を出し続けるという運用手法という印象です。銘柄選定も回転率も20〜30代の投資スタイルに近いかもしれません。
投資哲学やポートフォリオの変遷からだけではなく、今回のセミナーでも枠にとらわれない「自由」を感じました。「その時々で最適なものを」という思想です。私の場合はあえて「制約」をつけて人間の非合理さを抑えて超長期で実をとる、というスタイルなので自分のスタンスとの違いを感じました。

同じ直販で先日ご紹介したコモンズと比較しても全然違う印象でした。私自身はコモンズとの共通点が多いので、ひふみとは投資スタイルに気になる点が多くありましたが、正直ここは嗜好の違いですね。

投資家にとってのひふみ投信

設定来のパフォーマンスは日本株で運用するファンドでは一位だと思っている(藤野社長談)、という言葉に代表されるように実際のパフォーマンスを挙げていることを高く評価できます。現在はグロース色が強いのですが、バランスも考慮できている印象です。

時流にのった投資。独自スクリーニングも設けており、私の印象で言うと「いまふう」の投資スタイル。これをどう判断するかは投資家の共感度次第でしょう。私自身は共感度が低かったので、もうしばらく様子見を続けるつもりです。

ファンドとしては、抑えられた信託報酬、株価高騰期に非株式資産で待機する方針など明らかに投資家目線で歓迎すべき点もあります。個性的なアクティブファンドが出てくることは歓迎です。こうやって個人投資家とも接点を持ってくれることもファンドを知る手助けにもなりますし、私のような株式投資をする者にとっても勉強になります、ありがたいことです。これからも個人投資家との接点を大事にしていってほしいです。

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2011年目標の進捗確認(1月)

あつまろです。

資産運用から逸れて恐縮ですが、
2011年の目標に対する進捗状況報告です。

2011年の目標はこちらです。

Plan(計画)-Do(実施)-See(成果確認)のうち、
「Do(実施)」の1月実績のご紹介です。

<Do(実施)>

「1.投資力・家計管理力向上」
予定どおり進行中です。

①ライフプランキャッシュフロー表の更新
⇒完了
②年間予算計画の更新
⇒完了
③家計簿の記録
⇒実施中
④投資の実践(日々ブログを通して考える)
⇒実施中

「2.語学力向上」
今年のメインターゲット。
まだまだ努力する余地があります。

①英語学習100時間(月平均84時間)
⇒実績75時間。遅延ペースです。
②英語読書100万語
⇒現在読書中で、未カウントです。
③英会話レッスン52コマ(52週×1コマ)
⇒7コマ。予定を上回るペースです。

「3.体力向上」
順調です。

①プール36500メートル(52週×1時間)
⇒4200メートル。予定を上回るペースです。
②スタジオ104コマ(52週×2時間)
⇒12コマ。予定を上回るペースです。

「4.総合知力向上」
ここは滞ってます。どこかで挽回したい。

①書籍24冊
⇒依然、未読です。
②雑誌70冊(日経ビジネス、システム、Newton、Tarzan)
⇒4冊。遅延ペースです。

「5.経済知力向上」
習慣化しています。

①日経新聞購読(365日×1時間)
⇒継続中
②日経ヴェリタス(52週×1時間)
⇒継続中

「6.仕事力向上」
まだこれからです。

①問題集(300問)実施
⇒未実施
②専門雑誌12冊 (※総合知力と重複項目)
⇒未実施

「1月ふりかえり」

分野によって凸凹がありますが、
まぁまぁ予定どおり進んでる感じです。

今年最大の強化ポイントは英語なので
ここは引き続き時間を重点的に振り向けていくつもりです。

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コモンズ投信ファンドマネジャーと語ってきました

あつまろです。

コモンズ投信主催のセミナー
「ファンドマネジャーと語ろう!オープンオフィス」
に行ってきました。

コモンズ基礎知識

コモンズ投信が提供するコモンズ30ファンドの特徴をHPより抜粋。

企業が価値を創造する時間軸に一致した投資という意味で30年目線の超長期投資を行います。
積極的な企業調査を通じて優良な企業を厳選し、30社程度に集中投資を行います。
物的資産、金融資産のように「見える資産」だけでく、経営理念や企業文化(DNA)などの組織資産、 人的資産、顧客資産など「見えない資産」も重視して、投資を行います。
投資候補先企業との双方的対話が欠かせません。企業との双方的対話を重視します。

私はファンド(投資信託)への強い思いがないのですが、同ファンドには興味を持ちました。理由は投資方針が似ていることです。とくに30年の超長期投資はが、私の15年保有と近い考え方を感じました。

また、「見えない資産」として経営理念、企業文化(DNA)、組織資産、 人的資産、顧客資産などを重視される点も日頃私が意識していることで共感しました。過去何度かコモンズに関する記事を記載しています。

2009年9月記事
独立系の直販投信シリーズ(コモンズ30ファンド)
2010年2月記事
コモンズセミナー「投資先企業との対話 コマツ編」
2010年5月記事
コモンズセミナー「投資先企業との対話 シスメックス編」
2010年12月記事
コモンズ投信 吉野永之助氏

ファンドマネージャ吉野氏

コモンズ30ファンド(以下、コモンズと省略します)のファンドマネージャは吉野永之助氏です。以前よりお話を伺いたいと思っていましたが、念願叶いました。

ちなみに吉野氏のことを、コモンズ投信会長渋沢氏はこう述べてます。
世界的に非常に有名な長期投資の運用会社であるキャピタルリサーチを含めて40年という日本No1の経験を誇るファンドマネージャーです。キャピタルに25年勤めていた吉野が一緒にやってくれるのは非常に心強いです。

相当キャリアがある方で年齢はたしか70歳前後だったと記憶しています(間違っていたらゴメンなさい)。
年齢を感じさせない思考の若さ、好奇心の高さは、本日のセミナーでもひしひしと感じました。かつ、明るく人の話も聞いて、フランクに意見交換できるそういうパーソナリティの方でした。

トークサマリ

コモンズの組み入れ銘柄は、日本においては大規模な銘柄が多く保守的です(例:ホンダ、コマツ、テルモ、任天堂)。これらの企業に投資するのは、サスティナビリティ(持続可能性)に期待しているとのこと。
そのためには、ブランドと実績がある、経営ガバナンスの良い企業を選定しているそうです。

コモンズの目指すところは急激な高成長でなく安定成長であり、年率平均5〜6%の成長があれば十分という見方です。

日本で大企業と呼ばれる企業は、グローバルにおいては中企業。言い換えればそれだけ余地があるということ、というお話もありました。
たしかにコモンズの銘柄選定は国際展開している企業が多数を占めていますし、吉野氏も何度も国際的な成功というメッセージをお話されていました。

個人投資家の立場からすると、チームとしての銘柄選定などの決定はどうするのか気になったので質問しましたが、いろんな人の意見を聞いて最終的には吉野氏が判断するという決定方法だそうです。

医療、食品、ゲームや銀行などの業界や個別企業について意見交換をしましたが、やはりファンドマネージャともなると経営サイドと直に話を聞くことができるようでうらやましかったです。

投資家にとってのコモンズ30ファンド

やはり今日の話を聞いても、彼らの進む道は「投資の王道」。
結果的に大型で有名企業がポートフォリオに並び、一見すると市場を出し抜くような銘柄群ではありませんが、実際にはそういう銘柄こそが長期でみると良いパフォーマンスを上げるものだと思います。

これまでの取引を見たり、実際の保有銘柄を見るといくつか気になる点はありますが、しょせんは枝葉です。投資スタンスの幹がしっかりしていれば大丈夫です。信頼できる運用者がいることは、投資家にとっては安心です。

また、私のように株式投資をかじっている人からすると、今回のように銘柄についてファンドマネージャと直に意見交換できたり、投資先企業の紹介セミナーを開催してくれると、自分の投資にも活かすことができます。

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株式市場の反応VSあつまろの反応

あつまろです。

長期保有前提の株式投資を考えていると、
市場とのギャップを感じることがあります。

「株式市場の反応」

受注量が減少し始めた。
前年同期比でマイナス。
四半期決算で業績が予想を下回った。

悪材料(バッドニュース)に対する
株価下げで応じる市場の反応。

失望が売りにつながり、
売りがさらなる売りを呼ぶ連鎖反応。

保有期間1年弱で利益を出そうとすると、
どうしても時間軸でみた視野が
現在〜来年くらいで企業を見てしまいます。

「私の反応」

悪材料は、時に長期的に危険な
シグナルが含まれている場合もありますが、
10年超で企業業績を考えた場合、
たいていの場合、「そういうこともあるだろう」
ということの方が多いです。

株価が安くならないかな〜と
何年もウォッチしていた企業の株価が
売り込まれているのを見ると
「チャンス」と感じます。

株価が下がって安いなと思っても
自分なりに検討しなおして、実際に投資するのは、
10回に1回くらいだと思います。

「市場に挑むように投資」

慎重に検討した上で、
悲観的な市場に挑むように投資をして、
「うまくいきました」と言えればステキなのですが、
現実はそう簡単に行かないものです。

下げ局面で買っても、まだまだ売り圧力は続いてるわけで、
買値よりもぐんぐん下がっていくこともあります。

その後、冬の時代を忍耐強く過ごして
ほとぼりも冷めて株価が上昇していくことあれば、
私よりも市場の見通しの方が正しくて
そのまま海底に沈んでしまうようなこともあります。

サブプライム・リーマンショックの傷跡で
いまも含み損を抱えている銘柄もいくつかあります。

「これからの投資スタイル」

たくさん失敗してきました。
他にもっと効率的な投資もあると思います。

それでも私は自分なりに考えた上で、
15年後に今より繁栄しているような企業を見つけて、
高値買いを避けて投資をして、長期間保有すること。
という投資スタイルに行き着きました。

これからも失敗すると思います。
隣の車線では次々私を追いぬく車があると思います。

ですが、失敗や他者からの学びで微調整を加えても
幹となる投資スタイルは変わらず続けていくつもりです。

その結果として10年〜20年後に
満足いく資産が形成できると幸せです。

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もう手遅れ?社会人は学歴社会にどう向きあうか。

あつまろです。

学歴社会という言葉を聞くと、
あまりよいイメージを抱かないかもしれませんが、
やっぱり日本は学歴社会だと思います。

近年新卒採用が厳しい状況ですが、
やっぱり高学歴の人の方が
有利な条件にあるのだと思います。

高学歴の人のみが入れる関門、
のようなものもあります。

世間一般をみても子どもの教育となると
良い学校への入学を希望する親御さんは多いですし、
日本における「東大ブランド」の神通力も相当なものです。
※東大卒を売りにする芸人がいたりしてビックリします。

高学歴の人=優秀ということにはならないのでしょうが、
受験競争を勝ち抜いたという
成果を挙げているのは間違いのないこと。

雇う側からすると比較的勤勉であるような性格的傾向や
読み書きなどのビジネスパーソンとしての必須スキルを
備えている可能性が高く安心感があるでしょう。

学歴がすべてではないのですが、
学歴が高いに越したことはありません。

しかし、わたしも含めて社会人にとっては
学歴は過去なので変えることのないもの。

既に社会に出てしまった後、
私たちはどうしていけばいいんでしょう。

会社勤めを例に挙げると、職場で成果を達成し、
上司を主とした良好な人間関係構築に努めて、
社内での評価を得ていくこと。

また、将来転職を検討しているのであれば、
学歴以外に市場が私たちを評価するのは資格と職歴です。

目玉資格を取得してアピールポイントをつけること。

日本社会の求人需給タイミングを見計らって、
職歴を向上させてポップアップしていくこと。

そして社内で勤め上げるにしても、社外に出て働くにしても
自分自身を売り込むプレゼンテーションスキルが
すごく効果的なスキルだと思います。

どれもこれも口で言うのは簡単ですが、
身につけ達成することは簡単なことではありません。

まずは自分なりの目標を立てて、
第一歩を踏み出すところから。

他人と過去は変えられない。
自分と未来は変えられる。

始めるにはいつだって遅くはないでしょう。
一緒にがんばりしょう。

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1月ページアクセスランキング

あつまろです。

1月は月間ページビュー(PV)が
10万を越えました。
驚きです。いつもありがとうございます。

さて、毎月恒例の月間アクセスランキングです。

7位から紹介していきます。

7位
銀行預金にもリスクがあります
⇒このアイデアがついつい見落としがちなので、
押さえておきたいところです。

6位
2011年びっくり予想
⇒あつまろ版のビックリ予想。
6月末くらいに中間状況を見てみたいです。
ちゃんと覚えてるかな。。

5位
日本のトイレは世界一(便器の王者TOTO)
⇒ふとした思いつきでTOTOを調べてみました。
投資対象としては、まだ一歩。

その後の関連エントリもあわせて紹介です。
便器の王者に質問!

4位
スタバの新ロゴに隠された意図
⇒こんな思いがあるとは、わたし自身発見でした。

3位
2011年の投資ストーリー
⇒定期的に自分の投資ストーリーを考えると
頭の中が整理できてよいです。

2位
助けてと言えない 30代孤独死
⇒重い話題です。

1位
資産額公開やめます
⇒ブログを書いたときは、
こんなに反響があるとは思いもよりませんでした。
多くのコメントありがとうございました。

最近、自己紹介を兼ねた
「はじめての方にむけて」
エントリを書きたいなと思ってきてます。

が、実行に移すのはいつになることやら。

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