あつまろのこだわり資産運用

個人投資家。長期的な視点で資産運用に取り組んでます。

2010年09月

ウォーレン・バフェット氏の警鐘

あつまろです。

「アメリカ景気の二番底はありえない」
ウォーレンバフェット氏が9月13日の講演で語った。

バフェット氏はアメリカの先行きに対して、
日本のようなデフレでなく、インフレを見据えている。

バフェット氏の投資会社バークシャーハザウェイでは、
債券の保有残高がじわじわと減っている。

これに対して市場関係者は
「将来のインフレへの準備を始めている」
という見方をしている。

バフェット氏は
09年8月への米紙寄稿では、
インフレへの懸念を表明。

10年5月の株主総会でも
世界中でインフレに陥る可能性があると警告。

インフレが長期金利が上昇し経済が混乱する。
現実は長期金利は低下が続き、
足元はインフレを懸念する状況にない。

氏が抱く不安を市場が共有するときが来るのか。
(日経新聞9月20日「景気指標」より要約)

抜け出たか、抜け出たかと思っても
どっぷり浸かっているデフレ。

もうかれこれ10年以上も
デフレに浸かっていると、
インフレなんか来ないようにも思います。

しかし、歴史が教えてくれるように
暴力的なインフレが経済をボロボロにします。

あつまろは、経済評論家でもないので
世界中がインフレになるのかどうかはわかりません。

ただし、バフェット氏が警鐘を鳴らすように
インフレが来ることは想定しておこうと思います。

インフレが来るとお金の価値は減少します。
定期預金なんかは実質的に
資産価値が目減りすることになります。

インフレに強いのは、実物資産であったり、
商品やサービスを扱う企業の株式だと言われています。

逆に多額の住宅ローンなど負債をかかえた人は
お金の価値が下がると、得するかもしれませんね。

あつまろの考えるインフレ対策は、
資産における株式の比率を高めることです。

インフレで経済がボロボロになったとき、
どのような企業が選ばれるでしょうか。

やはり生命維持に必要な医療関係。
人間としての生活に必要な生活必需品に
関するビジネスをやっている企業が上がります。

逆に、レジャーや趣味に関する
商品やサービスは、景気が良い時には伸びますが、
景気後退時は非常に逆風になりますね。

そういうことを考えながら、
投資銘柄を選定しています。

ちょっと話が脇道に逸れてしまいましたが、
本日のお題である
ウォーレン・バフェット氏のインフレへの警鐘。

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログへ
クリックで応援よろしくお願いします。
最近ツイッターもはじめました。
atsumaro1をフォローしましょう

オーストリア旅行記 ―日本を発見―

あつまろです。

海外への旅行は、日本の発見につながります。

オーストリアはカフェの文化。

ザッハトルテ(チョコレートケーキ)発祥の地であり、
自然、観光客は有名カフェに入って
ザッハトルテとコーヒーを注文します。

あつまろ自身はカフェに縁遠い生活をしていますが、
奥さんの強い要望もあり、何度もカフェに足を運びました。

だいたいにおいて高級店に入りました。

また、夕食についてもガイドブックを片手に
そこそこのレストランでお食事をしました。

そこで感じたのは、店員のサービスは
日本の方が絶対いいということです。

例えば、「お会計」と言っても
しばらく待たされることはザラですし、
基本的に彼らは大雑把な感じがします。

高級店に入ると、さすがに応対はいいのですが、
ドアの開け閉めを足でやっていたりと、
さすがにヨーロッパという感じでした。

また、飛行機はオーストリア航空に乗りました。
赤い制服、赤いタイツ、赤い靴、
とにかく赤くて最初は冗談かと思いました。

飛行機にはオーストリア人と日本人の
フライトアテンダントがいましたが、
やはり日本人アテンダントの方が
応対が親切に感じました。

日本に住んでいても美容室に行った時など、
やはり細やかな気配りとサービスを感じますし、
ましてや海外に行くと
なおさら日本のサービスの良さを感じます。

日本のサービスは生産性が低いと言われますが、
きめ細やかなサービスは日本の強みだと思います。

オーストリアの道端で
ガイドブックの地図を覗き込んでいると
何度か声をかけられました。

道に迷ってると思い、
見ず知らずの人が声をかけてくれたのです。

日本の都会では、なかなかないことですが、
そういう応対をしてくれることは
すごくうれしいものです。
※なにか怪しくないかと注意してしまいましたが・・・

ウィーンという100万人都市でも
そういう声かけができるのは素晴らしいです。

日本も海外からの渡航者を増やそうと
政府も腰を上げていますが、
本当はわたしたち一人一人が外国人旅行者を
歓迎する気持ちが大事のはずですが、
特に都会人は他人との距離が離れる一方です。

あとは、外食ばかりだからかもしれませんが、
ヨーロッパでの食事は肉がメインで、脂分が多い気がします。
ちなみにデザートはめちゃくちゃ甘い。

日本の食事がヘルシーに思えてきますし、
野菜なども多い気がします。

日本食の方が味も体にもいいと思えるのですが、
これは生まれ育った味ということがありそうですね。

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログへ
クリックで応援よろしくお願いします。
最近ツイッターもはじめました。
atsumaro1をフォローしましょう

オーストリア旅行記 ―オーストリアという国―

あつまろです。

ヨーロッパオーストリアに行ってきました。
(オーストラリア(豪州)ではありません)

旅行を通して感じたこと、思ったことを
ブログを通してご紹介します。

まずオーストリアという国については、
多くの日本人ではマイナーというイメージです。

実際、あつまろが旅行を行く前に
オーストリアで連想したことと言えば、
・ウインタースポーツ(冬季五輪)で強い。
・第一次大戦のきっかけとなるサラエボ事件で
 オーストリア皇太子が銃撃された。
・第一次、第二次世界大戦ともドイツと共に
 戦い敗戦国となった。
ということぐらいです。

オーストリアという国名からは
欧州の二流国というイメージですが、
首都であるウィーンという都市名を聞くと
「あ〜、よく聞くね」という印象です。

ちなみにウィーンは英語だと思っていたのですが、
英語表記はVienna(ヴィエナ)です。
ウィーンはドイツ語表記です。

そんなオーストリアですが、
じつは第一次世界大戦前では
イギリス、フランス、ドイツ、ロシアと並ぶ
欧州五大国だったそうです。

オーストリアを学ぶにつけて
これ抜きには語れないのは、
ハプスブルク家です。

ハプスブルク家とは、
中世から20世紀初頭まで
欧州での絶大な勢力を誇り、
皇帝カール5世のときは、
「日の沈まぬ国」として
いまのスペイン、ドイツ、オランダ、
イタリア、オーストリア、ハンガリーなど
欧州随一の大帝国を築きました。

その後、スペインハプスブルクと
オーストリアハプスブルクに分かれました。

スペインハプスブルクは滅びて
フランスのブルボン家がスペインを
制することとなりました。

オーストリアハプスブルクは続き、
女帝マリアテレジアの活躍があり、
娘であるマリーアントワネットが
フランスのルイ16世に嫁いだ
エピソードは有名ですね。

また、(実質)最後の皇帝フランツヨーゼフ(1860-1916)の
妻エリーザベト(愛称:シシィ)は
美貌で知られて、映画化もされており
非常に知名度が高いです。
(あつまろは知りませんでした)

ここまでが簡単なハプスブルク家の説明ですが、
ウィーンには、ハプスブルク家が長らく
大帝国の首都として活躍していたため、
歴史的な建築物があります。

パリやローマにも
決して負けない素晴らしい都市です。

まず、王宮があります。
いまは博物館になっています。

また、フランスのヴェルサイユ宮殿
ロシアのクレムリンと並んで
世界三大宮殿としてシェーンブルン宮殿があります。

他にもベルベデーレ宮殿という立派な宮殿があり、
現在は宮殿内にクリムト、シーレの絵があります。

また、美術史博物館があり、
ブリューゲル、ラファエロ、ベラスケス、
デューラー、フェルメールなどの絵があります。

あまり絵画に関心がなくとも
聞いたことがある名前もあるのではないでしょうか。

また、ウィーンにオペラ座があり、
こちらも世界三大オペラ座として君臨しています。

と、オーストリアの紹介がメインになりましたが、
旅行記の第一話としてはここまでとします。

【1500年代半ばハプスブルク家の勢力図】
untitled

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログへ
資産運用から離れてしまって、ちょっと心配
クリックで応援よろしくお願いします。
atsumaro1をフォローしましょう

ニュースです。尖閣沖事件で中国人船長を釈放、中国政府は謝罪と賠償を要求

あつまろです。

ニュースです。

尖閣沖で中国の漁船が
日本の海上保安庁の巡視船に
衝突して逮捕していた中国人船長の釈放を求め、
レアアース輸出停止や
藤田の日本社員4人拘束など
中国政府はかなり強硬な姿勢を示し、
中国人船長を釈放することになりました。

さらに中国政府は
日本政府に対して謝罪と賠償を
要求しています。

「えー!? そうなの!?」

10日間のオーストリア(欧州)旅行からの
帰国時の飛行機で知りました。

滞在していたホテルは
BBCもCNNも、ましてやNHKもなかったので、
10日間近く日本のニュースを知りませんでした。

帰りの飛行機で26日(日)の新聞をもらって
はじめてこの事実を知った時は、
浦島太郎のような気持ちでした。

これから9月19日(日)にまで
遡って、取り置きしていた
日経新聞を読むことで
早くキャッチアップしたいです。

それにしても重要なニュースです。

「へえ、そうなの。中国ってわがままだね」
だけで終わらせず、一人一人が自分のこととして
考えていきたいものです。

領有問題は実害やメンツなど
ありとあらゆる問題があり、
とても難しい問題です。

日本において領有問題というと、
北方領土が有名ですが、
やはり解決していません。

尖閣諸島は、中国と日本双方が
領有権を主張していましたが
1978年の日中平和友好条約にて
小平氏がこの問題を触れず
棚上げ状態にしていました。

しかし、この10年間、
中国はこれまで棚上げしていた
領有問題について
だんだんと強硬姿勢を強めています。

尖閣諸島はその一部であり、
他国とも軋轢を厭わず
強い主張をしています。

それに対して、日本政府はどう対応するのか?

当初は毅然とした態度で強硬姿勢でしたが、
中国の出方を見て態度を変えて釈放しました。

非難されているようですが、
じつに日本らしいといえば
日本らしい外交です。

あなたならどうしましたか?

前原外相は、強硬姿勢です。
仙石官房長官は、柔軟姿勢です。
管総理は、現実主義といわれるように
情勢にあわせて言論を変えます。

前原外相に近いですか。
仙石官房長官に近いですか。
それとも管総理に近いですか。

外交と軍事はかけひきで、心理戦ですね。

中国はどんどん前に出てきます。

そこで前に出てやりあうのか。
後ろに下がってぶつからないようにするのか。
どうします?

昨年、米国軍基地問題を通して
日本の安全保障の要である日米同盟を
皆が考える機会を得ました。

今年は、中国との尖閣沖事件を通して、
同盟国でない中国との付き合い方、
領有問題に対する日本のスタンスを
考える機会を得ています。

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログへ
クリックで応援よろしくお願いします。
最近ツイッターもはじめました。
atsumaro1をフォローしましょう

しばらくブログ更新できません。

あつまろです。

ちょっと遅めの夏休みとして
9月18日から27日までの10日間、
オーストリア(欧)へ旅行に行きます。

その間、ブログ更新ができませんが、
また、帰国後には
感じたこと、思ったことなどを
お話させてください。

これまでこのブログで
旅行後に書いたエントリを
ピックアップしました。

読み返してみると、なつかしいです。

思い出が記録として残っているのも、
ブログを続けてきた特典ですね。

<2009年9月ブラジル、ペルー>
ブラジルに行って、思ったこと感じたこと
ブラジル事情
ブラジルで知ったこと
マチュピチュのこと
ペルーで知ったこと

<2009年2月トルコ>
トルコのすごさ −その1 地理的条件−
トルコのすごさ −その2 親日派トルコ−
トルコのすごさ −その3 イスタンブール−
トルコのすごさ −その4 トルコの歴史−
トルコのすごさ −その5 これもトルコ?−
ユニクロのヒートテックついに入手しました(トルコ番外編)

<2008年9月イタリア、ギリシャ、スペイン、クロアチア>
欧州で見た日本企業
ヨーロッパで感じた最強企業

<2008年1月ニュージーランド>
NZで知ったこと、感じたこと、考えたこと
NZで知ったこと、感じたこと、考えたこと
NZで知ったこと、感じたこと、考えたこと

<2007年7月>
フランス旅行を経てユーロ為替を思う
フランスでみえた日本企業、韓国企業

<その他>
ぼったくり経験談(海外旅行での失敗) その1
ぼったくり経験談(海外旅行での失敗) その2
ぼったくり経験談(海外旅行での失敗) その3

リンク集みたいになっちゃいました。
よかったら見てやってください。

あつまろとしては、
トルコでの記事が印象に残ってます。

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログへ
クリックで応援よろしくお願いします。
最近ツイッターもはじめました。
atsumaro1をフォローしましょう

ラテマネーを退治せよ!

あつまろです。

贅沢はしてないはずなのに、
なぜかお金が貯まらないんだよな〜
という人は意外と多いのでは
ないでしょうか。

それは「ラテマネー」のせいかもしれません。

「ラテマネー」は、
デヴィッド・バック氏の言葉。

毎日スタバでコーヒーとちょっとした食べ物を
買う習慣が意外とお金がかかっているということです。

スタバのラテだけでなく、
そういう何気ない消費の習慣は
誰にでもあるのだと思います。

お金を貯めるためには、
自分にとっての「ラテマネー」の
退治をすることは一つの道です。

あつまろにとってのラテマネー。

それは、夕方以降に会社を抜け出して
コンビニでお菓子を買ったり、
パンを買ったりすることですかね。

どうでしょう、自分にとっての
「ラテマネー」を退治してみませんか?

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログへ
クリックで応援よろしくお願いします。
最近ツイッターもはじめました。
atsumaro1をフォローしましょう

為替介入ってどう思います?

あつまろです。

民主党代表選で管総理が
再選を果たした後、
円高が進んで1ドル82円になりました。

あつまろは、米国株の資金とするべく、
米ドル買い注文を出しました。

そして一日が明けました。

政府の円高為替介入で
一気に85円まで円安になりました。

「えーっ」と思って、
注文履歴で約定為替を確認したところ、
83円台前半でした。

ギリギリ間に合いましたね、
あぶない、あぶない。

しかし、じつは今週末から
オーストリア(欧州)に行くのですが、
ユーロに対しても円高になったので、
その点は残念です。

と、ここまで個人的な話題ばかりで
恐縮ですが、本当にお話したかったのは、
政府の「為替介入」ってどう思います?
ということです。

ずっと新聞などのメディアも含めて
「為替介入すべきだ」という声が
大きいのですが、あつまろは為替介入反対派です。

その理由は、市場のことは
市場参加者に任せておくべき、
という考えだからです。

市場というのは、
振り子のように行きすぎることがあるのは
常だと思います。

それも含めて最終的、かつ平均すると
市場参加者たちで落としどころを
探るものだと思うのです。

たしかに、日本の有力な産業は
輸出企業が多いため、
円高が国として打撃をうけることは
わかります。

ですが、自分たちの有利なように
(もしくは不利にならないように)
政府が為替をねじ曲げる構図は、
歪な姿に思えます。

ここ1〜2年で
中国政府が為替介入している
というニュースがありました。

日本では「中国のことを為替操作をしている」と
否定的な論調が多かったように記憶していますが、
それと同じことをやろうとしているのです。

「為替の変動があまりに急激だから仕方ない」
という意見がありえますね。

では、仮に円安が一気に進んで
自動車や家電メーカーなどが大儲けして
日本の税収も増えるというニュースがあったとしたら、
それでも「為替介入すべき」となるのでしょうか。

あつまろの基本的な考え方は、
「市場のことは市場に」です。

みなさんのご意見はいかがでしょうか。

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログへ
クリックで応援よろしくお願いします。
最近ツイッターもはじめました。
atsumaro1をフォローしましょう

住宅ローンを考える

あつまろ

家を買おうと思うんですが、どう思います?
半年ほど前、このようなエントリをしましたが、
アラサ―のあつまろの周囲では、
と家やマンションを購入した、
もしくは購入検討している人が多くいます。

で、マイホーム購入を決断した知人から
聞かれるのは住宅ローンについてです。

ちょうど、つい先日も
住宅ローンの相談を受けました。

残念ながらあつまろは、
住宅ローンを借りようとしたことがないので、
知識があまりないため、
結局、話を聞くぐらいで
ところどころポツポツと意見を言うくらいです。

せっかく相談してくれてるのに
ちょっと申し訳ないです。

で、だいたいわかったのは、
多くの人が変動金利、
もしくは短期間の固定金利ですね。

長期固定金利だと金利の数字が上がるので、
金利差による実際の支払額を見てしまうと
変動金利か短期間の固定金利を選ぶのでしょう。

その気持ちはわかります。

また、日本では長期間、低金利が続いてきたので、
これから急激な金利上昇が想像しにくい、
というのも一因でしょう。

しかし、どうなんでしょう。

金利は上昇期には一気に上昇します。
アメリカなどは1年程度で一気に3%程度
上昇したことがあります。

金利の変動はリスクです。

余裕資金で行う投資にはリスクをとりますが、
生活に直結する借金に対してはリスクをとらない
というのがセオリーだと思います。

投資はリスクがあって怖いという人が、
住宅ローンで変動金利を選択しているのは、
ちょっとした矛盾点ですね。

なにせ支払額が見えないのですから。

金利上昇の最悪期を迎えたときに
住宅ローンの支払いができず破たんしないかを
チェックすることは必要だと思います。

変動金利で結果的に安い支払額で
終わるかもしれません。

しかし、それはあつまろには
爆弾をもって隣の人に渡すゲームを
しているようにも見えます。

相談してくれた人には、
たいてい長期固定はありえないという考えなので、
高金利時に生活破たんしないか確認した方がいいのでは、
という注意喚起レベルで話をしています。

あつまろはこのように住宅ローンを考えていますが、
実際に住宅ローンを組まれている方も
多くいらっしゃると思いますので、
何か他のご意見やアドバイスがあれば
ぜひ、コメントくださいませ。

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログへ
クリックで応援よろしくお願いします。
最近ツイッターもはじめました。
atsumaro1をフォローしましょう

ファーストリテイリングを投資する前にしておくこと【後編】

あつまろです。

ユニクロで有名な
ファーストリテイリング(以下、「FR」と表現)。

現在、あつまろが投資を検討している
企業として最有力候補のひとつに数えられます。

投資の日が近そうなので、
FRへの考えをしっかりと整理しておきます。

まず、FRのことを考えるにあたって、
いくつかの切り口(目次)を設定した上で、
切り口に沿って考えを整理していきます。

「1.FRの事業状況の確認」
「2.FRへの期待」
「3.FRと同業他社」
「4.FRへの懸念」
「5.FRの見えない資産」
「6.FRの財務とバリュエーション」
「7.FRの15年後」

前編はこちら

「4.FRへの懸念」

〔井社長の後継者問題

現代のカリスマ経営者といえば、
柳井正氏が浮かびます。

一旦、社長から会長職になって
禅譲しようという試みをしましたが、
FRの停滞期を迎え、再び社長に復帰。

柳井社長は、本部長も兼ねており、
GUの990円ジーンズの値段設定をし、
新聞広告の最終確認を行い、
商品もチェックするという1人何役もこなす活躍です。

まさに「柳井商店」という名がぴったりです。

ただ、カリスマ経営者の重要な仕事は、
後継を育てることです。

カリスマ経営者はいつしか、
成功がワンマン体制を作りだし、
会社の風通しを悪くし、
その結果、会社最大の重荷になることがあります。

柳井氏も後継育てに四苦八苦しており、
実際には、まだ後継者のメドが
立っていない状況にあります。

ダイエーの中内氏も
流通王となりましたが、
結果的に経営破たんとなり、
その悪の根源のような報道っぷりが
晩年には目立ちました。

日本アパレル業界の横綱、
柳井正氏。

相撲の横綱は、
横綱になったその日から
引退のことを考えるそうです。

横綱としての柳井氏の活躍と共に
美しい引退(後継者へのバトンタッチ)を
見せてもらいたい。

それができるかどうかが、
最大の懸念事項です。

▲劵奪半ι覆鮴犬濬个径海韻襪海箸悗侶念

「ヒートテック」「ブラトップ」は
FRとしての製品創造力の高さを表しています。

しかし、過去フリースブームを仕掛けて
その後低迷したように現在の成功を維持するには
ヒット商品を次々作る必要があります。

同社はすぐれた
生産力、価格力、製品力、販売力がありますが、
それがヒット商品を生み出す可能性はあるものの、
ヒット商品を約束してくれるものではありません。

製薬会社の新薬開発のようなもので、
ヒット商品はなかなか生まれないものです。

グローバル人材問題

世界進出(社内では民族大移動と言ってるそうですが)、
にむけて社内の英語使用を定めていますが、
FRはまだ世界の人材を活かせていません。

本当に世界ナンバー1になるには、
経営層の半数以上が日本人以外になるくらい
世界中の人材を生かしきることが
重要になってくるのだと思うのです。

それは、今後海外企業へのM&Aを
成功させるキーワードにもなってきそうです。

柳井さんはある程度認識されているのですが、
現在のローカルな人材だけでなく
日本人のグローバル人材化、
他国のグローバル人材の採用など
課題はいくつもあります。

この点は大きなポイントです。

づ蟷颯織ぅ潺鵐宛蹐蠅砲茲訶蟷颯螢拭璽鷏念。

ヒートテックなどでアパレル業界独り勝ちのFR。
経済環境の逆風も相まって、手頃な価格の製品を扱う
国内ユニクロ事業は好調です。

好調なときは業績だけでなく
株価も期待感から上昇傾向にあります。

しかし、どこかでヒット商品が止まり、
息切れするタイミングがあるはずです。
そうすると一気に失望売りで株価が下落します。

このため、期待大のときに投資すると
パフォーマンスが下がる要因であり、
皆が失望したときを待つことがポイントです。

この夏以降は前年同月比売上が下がっているという
ニュースによって、株価が下がってきています。

このこともあり、一気にFRへの投資意欲が
あつまろの中で高まってきています。

ただ、現在の下げは、
下げ始めに近いのか、
それとも下げ止まりに近いのかは、
自分で考えて答えを出す必要があります。

「5.FRの見えない資産」

ヾ覿藩念

「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」
たしかに理念に沿った活動をしている気がします。

⊇抄醗のイキイキ度

自由に意見が言える雰囲気。
成果主義。
女性が活躍できる職場。

一方でまったりとした働き手にとっては
居心地の悪い職場な気がします。

ブランド浸透度

国内におけるユニクロの
ブランド力は高いです。
が、海外においては、
まだまだ知名度が低い状況。

ねソ┐平雄爐僚犬泙

アパレル業界では収入など給与待遇がよく、
ブランド力も高いため優秀な人材が
集まる傾向があります。

しかし、海外人材の囲い込みは
まだ課題です。

ゴ覿箸ら伝わる「想い」があるか。

現在の常識を打破して、
新たな価値観を創造する、
という印象を受けます。

「6.FRの財務とバリュエーション」

予想PER 18倍
⇒最近の株価は下げているものの、
いまだ割安感はなし。

予想ROE 24%
⇒非常に優秀で、効率の高い経営がわかります。

営業利益率 17%
⇒優秀な数字で、収益性の高さを示しています。

営業利益額 1000億円
⇒事業の安定性としてはとても優秀です。

過去5年のEPS推移
⇒5年中4年が増益というペース。
順調に成長を続けることができています。

株主持分比率 54%
⇒財務の安全性が高い状況です。
「現金>有利子負債」と実質無借金経営です。

「7.FRの15年後」

あつまろの考える15年保有前提の長期投資に対して
有望と言えるといえるか?

YES

ヒートテック、ブラトップなど
商品ラインナップ拡充による質的成長。

世界進出への地域としての量的成長。

共に成長への期待が持てます。

FRが世界ナンバー1企業になることを
株主として見ることができる日が楽しみです。

以上が、FRに対するあつまろの考えです。
参考になっていればうれしいですが。

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログへ
クリックで応援よろしくお願いします。
最近ツイッターもはじめました。
atsumaro1をフォローしましょう

ファーストリテイリングを投資する前にしておくこと【前編】

あつまろです。

ユニクロで有名な
ファーストリテイリング(以下、「FR」と表現)。

現在、あつまろが投資を検討している
企業として最有力候補のひとつに数えられます。

投資の日が近そうなので、
FRへの考えをしっかりと整理しておきます。

まず、FRのことを考えるにあたって、
いくつかの切り口(目次)を設定した上で、
切り口に沿って考えを整理していきます。

「1.FRの事業状況の確認」
「2.FRへの期待」
「3.FRと同業他社」
「4.FRへの懸念」
「5.FRの見えない資産」
「6.FRの財務とバリュエーション」
「7.FRの15年後」

「1.FRの事業状況の確認」

‘蔚搬昭劼和燭い?
アパレルは競合が多く、競合過多によるリスクが高い事業です。

∋夏障壁が高いか?
通信業のような許可申請も不要で、参入障壁が容易で
常に新規参入によるリスクにさらされている業界です。

製品・サービスの差別化ができているか?

YES、NOの半分です。

ヒートテックなど機能性の高い商品の創造により、
他アパレル商品と差別化ができています。
が、他企業も類似製品を出してすぐに陳腐化するため
この観点では差別化できているとは言い切れないです。

しかし、ユニクロ事業では一定の品質の製品を
適正価格で提供する製造体制は、
ある程度の差別化ができているともいえます。

ぜ茲螳靴せ唆箸蝋眄長、低成長のどちらか?

選択するとしたら低成長です。

しかし、低成長である成熟産業であるからこそ、
そこで圧倒的な実力を発揮して、
既存勢力を塗り替えることができると、
盤石な体制が確立できます。

ゥ縫奪岨唆箸?

NO

井の中の蛙ではいられず、
常に大海で多数の競合との対戦が不可欠です。

ι需品を取り扱うか?

YES

必需品を取り扱っています。

「2.FRへの期待」

\こ最大のアパレルメーカーへの期待。

パリ、上海、NYと
世界中の大都市でユニクロ旗艦店を出店し、
好調を維持しているようです。

まだ、世界進出は始まったばかりですが、
世界の顧客に受け入れられている事実は、
今後の世界進出への期待、
そして将来的にZARA、GAP、H&Mなどの
世界トップグループを越えることへの期待が持てます。

売上高5兆円への期待。

ファーストリテイリングの柳井社長は
売上高5兆円を目標と置いています。

現在は6000億円台であるため、
約10倍の規模になる計算です。

大風呂敷ではありますが、
国内事業の安定成長と
先ほどのユニクロの世界進出、
さらにはM&Aによる事業ポートフォリオ拡充と
これから楽しみな手はいくつもあります。

「5兆円」という大風呂敷にむけた
全社一丸となった成長ベクトルこそが
日本に数少ない夢を見させてくれる企業です。

M&A戦略への期待。

海外展開のひとつの手段としてのM&A戦略。

これまでユニクロのM&Aは
買収した企業の低迷が続き、
失敗したと見られている例が多いです。

近年のM&Aでは
セオリーの買収が印象的です。

セオリーは、高級な女性服ブランドです。

シンプルで質の高い服で、20代後半から30代くらいの
働く女性をターゲットにしているイメージです。

セオリーはアメリカ発のブランドですが、
日本企業がブランドを購入して
日本のブランドとなりました。
店舗数も日本が最も多いですが、
アメリカへの出店する余地が高いことを
買収前のセオリーIR担当から聞きました。

低価格帯の「ユニクロ」に対して、
高価格帯の「セオリー」の買収は
世界の地理的補完だけでなく、
会社全体としてのポートフォリオ構築にプラスだと思います。

また、「ユニクロ」自体も
センスがよい「セオリー」が入ることで
「ユニクロ」商品への成長も期待できます。

過去のM&Aでは、
「ユニクロ」以外の柱をつくるための他ブランド買収が、
じつは「ユニクロ」という柱をより太くすることになる
ことになっている側面があります。

他ブランドの良さを「ユニクロ」に活かす。
それはM&Aによるシナジー効果を出すことです。

これから先もM&Aの機会があるでしょう。
それは世界ナンバー1、売上5兆円を目指すためには
有効な手立てです。

このM&Aは困難がつきものですが、
既存ブランドへのシナジーも含めた期待が持てます。

ぞι奮発力(顧客の創造)

柳井社長は、ドラッカーの言う
企業の目的「顧客の創造」の実践者です。

年々高められている商品力は、
ヒートテックに代表される「機能性」だけでなく、
ジルサンダーとの「+J」に代表されるという「デザイン」、
ブラトップに代表される「既存技術の応用」
などの成果となって表れています。

これまでのユニクロの顧客をさらに惹きつける、
「顧客を創造」する商品開発に定評があります。

今シーズンもサラファイン、シルキードライと
新たな商品を発売しました。

大ヒットとなったヒートテックは
08年度が2800万枚を売りましたが、
09年度は5000万枚を売り切りました。

今年度の目標は7000万枚だそうです。

日本では多くの人が「何枚も持ってる」状態になっています。
グローバル旗艦店を通して、もっともっと売り込んで
「ユニクロここにあり」と示してほしいものです。

「3.FRと同業他社」

同業他社には2つの見方があります。

ひとつは国内のアパレルメーカー。
もうひとつは世界のアパレルメーカー。

国内のアパレルメーカーの競合としては、
しまむらやポイントがありますが、
ここ2年ほどでFRとの差は広がった感があります。

優秀な企業なのですが、
商品開発や経営力での差が出てきる気がします。

しかし、油断は禁物。

国内で大成功しているユニクロ事業も
商品の魅力がなくなり、
他のメーカーが優れた製品が出回れば、
消費者は一斉にそっぽをむきます。

ただ、現在の状況を鑑みると
気にかけておくべきは
世界のアパレルメーカーです。

ZARAをはじめとした
ファストファッションですが、
流行デザインに対して、
FRのユニクロが出すのは
ユニバーサル(定番)商品。

また、ヒートテックに代表される
機能性商品。

少し志向が違っており、
既存の世界アパレルメーカーに対しても、
十分に割り込むチャンスがあります。

逆に他メーカーのデザイン性、
流行性に対してどのようなアクションを
示すのかは気になるところです。

日本でも「ユニばれ」と言われるような
「ユニクロ=格好悪い」印象が一時期あり、
ある程度のデザイン追求は必要だと思います。

後編はこちら

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログへ
クリックで応援よろしくお願いします。
最近ツイッターもはじめました。
atsumaro1をフォローしましょう
記事検索
Recent Comments
おすすめ記事
15年保有前提の株式投資
ポイント亡者に気をつけよう
バフェットの視点 賃貸VS持家
敷金を取り戻そう。
プロ野球親会社の歴史
栃木のすごい企業「マニー」
最強日本企業ファナック
便器の王者TOTO
便器の王者に質問!
コマツ〜日本の底力〜上
コマツ〜日本の底力〜中
コマツ〜日本の底力〜下
パナソニックの将来
ホンダの夢、そして現実
マクドナルド I'm loving it ?
マクドナルド戦略的閉鎖
テルモのM&Aってどうなの?
日本電産の冒険
ポートフォリオの考え方
インフレを前提にした資産運用モデル
90%長期投資と10%投機
神奈川県以外に進出しない学習塾
ケチャップの王様、ハインツHeinz
埼玉のすごいスーパー
15期増収増益企業ヤフーの変心
利益を生み出さない企業、アマゾン
世界を席巻する日本のコンビニ
カルビーのココがスゴイ!
投資道
30日ルール:失敗からの教訓
銘柄選び (貯株銘柄)
銘柄選び (逆転銘柄)
銘柄選び (成長銘柄)
投資方針の設定
お金持ちになる薬
株投資チェックリスト(自己診断)
株投資チェックリスト(定量評価)
株投資チェックリスト(定性評価)
株価大暴落に「ありがとう」
その株買うの、ちょっと待った!
サイフを落としました
Archives
Profile
あつまろの
こだわり資産運用

 

twitter
人気記事ランキング
メッセージ

名前
メール
本文
株式投資の未来
株式投資の未来〜永続する会社が本当の利益をもたらす
バフェットからの手紙
バフェットからの手紙 − 「経営者」「起業家」「就職希望者」のバイブル
経営者の条件
ドラッカー名著集1 経営者の条件
マネジメント
マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則
プロフェッショナルの条件
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
銃・病原菌・鉄
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
ポーター競争の戦略
競争の戦略
コトラーのマーケティング
コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版
大局観
大局観  自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)
自分のアタマで考えよう
自分のアタマで考えよう
知の逆転
知の逆転 (NHK出版新書 395)
  • ライブドアブログ
投資信託の種類